毒がある貝・怪我をする危険がある貝一覧

毒がある貝・怪我をする危険がある貝一覧

~釣り人・磯遊びで注意したい海の生き物~

海辺で釣りや磯遊びをしていると、思わぬ危険生物に出会うことがあります。
特に貝類は、美しい見た目や食用のイメージから油断しがちですが、中には毒を持つものや、触れると怪我をするものも存在します。
この記事では、日本近海で見られる危険な貝を「毒を持つタイプ」と「怪我をするタイプ」に分けて解説します。


1. 毒を持つ貝

● アンボイナ(ハラフシボラ)

・南西諸島や沖縄周辺に生息する大型巻貝。
・鮮やかな模様が美しいが、毒性の強い「コノトキシン」を持つ。
・毒針は口の奥にあり、刺されると激痛、呼吸麻痺、最悪の場合死亡する危険性も。
・ダイバーやシュノーケラーが誤って触って被害に遭うケースがある。
・絶対に素手で触らないこと。


● コオニコブシ(オオコブシ)

・小型のアワビ類。見た目は食用アワビに似ている。
・体内に麻痺性貝毒(サキシトキシン)を持つ場合がある。
・毒化していると食後30分以内にしびれや麻痺が発症し、重症化すると呼吸困難に。
・見分けが難しいため、食用にする場合は自治体の安全情報を必ず確認すること。


● ドブガイ類(淡水二枚貝)

・川や湖に生息する大型の淡水貝。
・直接的な毒はないが、生食で食中毒や寄生虫感染の危険あり。
・アユ釣りや川遊びで採取して食べるのは非常に危険。


2. 怪我をする可能性がある貝

● サザエ

・殻のフチが鋭く、素手で持つと切り傷を負いやすい。
・岩に強く固着しており、剥がす際に手を滑らせて怪我をするケースが多い。
・採取や調理時は厚手の手袋を使用。


● ヒオウギガイ・ホタテ・カキ類

・二枚貝の殻の端は非常に鋭い。
・漁港や磯で拾い上げた際に手をスパッと切ることがある。
・特にカキ殻は海中や足元にも多く落ちており、サンダルで踏むと大怪我につながる。


● シャコガイ

・南の海に生息する巨大二枚貝。
・手や足を挟まれると抜けにくく、強力な閉じる力で骨折の危険もある。
・観賞目的であっても安易に触らないこと。


● トコブシ(流れ子)

・アワビに似た小型の貝。
・殻の縁や裏面が鋭く、素手で外すと指先を切ることがある。
・小型だからと油断せず、必ず手袋を着用。


3. 釣り人・磯遊びでの安全対策

軍手や耐切創グローブの着用:素手で岩や貝を触らない。
マリンシューズの使用:カキ殻や割れた貝殻から足裏を守る。
不明な貝は絶対に食べない:見た目だけで安全かどうかは判断できない。
南国の海では美しい貝ほど危険な場合が多い:色鮮やかな殻や模様は警戒信号。


まとめ

釣りや磯遊びは楽しいですが、海辺には危険な生き物も多く存在します。
貝類は「食べられるもの」というイメージが強いため油断しがちですが、毒を持つ種類や鋭利な殻を持つ種類も少なくありません。
安全対策をしっかり行い、楽しい海の時間を過ごしましょう。

タイトルとURLをコピーしました