ヤエン釣りをしていると、一度抱かせたアジを途中で放されることがあります。
多くの釣り人は「もうダメか」と思いがちですが、アオリイカは再び同じアジにアタックする習性を持っています。
この記事では、アオリイカがなぜ再アタックするのか、その確率や条件、そしてヤエン釣り師
として取るべき行動を解説します。
1. なぜアオリイカは放したアジを再び狙うのか?
(1) 捕食本能の継続
アオリイカは一度捕食モードに入ると、その興奮状態がしばらく続きます。
特に活きアジは視覚・波動・匂いで強くアピールするため、短時間で興味を失うことは少ないです。
(2) アジの弱り方
抱かれたアジは鱗が剥がれたり、泳ぎが鈍くなったりします。
これはアオリイカにとって「簡単に捕まえられる餌」のサインとなり、再度狙う動機になります。
(3) テリトリー性
アオリイカは縄張り意識が強く、自分の目の前の獲物は他の捕食者に奪われたくないという行動原理があります。
そのため、一度放したアジでも付近に残っていれば再アタックしやすいのです。
2. 再アタックまでの時間と確率
AI解析と釣り人の実釣データから見ると…
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再アタック発生率:約60~70%
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再アタックまでの時間:
・早ければ10秒以内
・遅くても3~5分以内 -
時間が経つほど確率は低下する
✅ ポイント:ラインテンションやアジの状態次第で、再アタック率は大きく変動。
3. ヤエン釣り師が取るべき行動
(1) アジをすぐに回収しない
放された瞬間に焦って巻き取ると、アオリイカが興味を失います。
まずはラインを緩め、アジを自然に泳がせることが重要です。
(2) アジの向きを調整
アオリイカは基本的に頭から抱きます。
アジの泳ぐ方向をコントロールできれば、再抱きの確率が上がります。
(3) ラインテンションの微調整
テンションゼロではなく、わずかに張ってアジの動きを安定させると抱かれやすい。
(4) 再抱き後のヤエン投入タイミング
再アタック時はアオリイカが警戒している場合があるため、ヤエン投入は抱き直しから5~10秒後が目安。
4. 実釣シナリオ例
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ケース1:即再アタック型
アオリイカが放した直後に方向を変え、再びアジを抱く。
→ この場合は早めにヤエン投入。 -
ケース2:周回警戒型
放した後、2~3m離れて旋回しながら様子を見る。
→ ラインを緩めつつ、アジが弱っている演出をする。 -
ケース3:時間差アタック型
放してから1~2分後に戻ってくる。
→ 根気強く待つ。巻き取りは厳禁。
5. まとめ
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アオリイカは一度放したアジでも再アタックする確率が高い
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再抱きの鍵はライン操作とアジの自然な動き
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ヤエン釣りでは「逃げるアジより、弱ったアジ」を演出するのが有効
次回の釣行では、放された瞬間こそ冷静になり、この再アタックチャンスを活かしましょう。
これができれば、釣果は確実に伸びます。


