アオリイカ釣りといえば、活きアジを泳がせるヤエン釣りやウキ釣りが有名です。
多くの釣り人が「エサはアジ一択」と口をそろえるのには、明確な理由があります。
今回は、AIによるシミュレーションデータを使い、アジ・サバ・イワシのエサ性能を数値で比較。
その結果、アジがなぜ圧倒的支持を受けるのかがはっきりと見えてきました。
1. AIシミュレーションの条件
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水深:5〜12m
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水温:18〜23℃(春〜初夏想定)
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アオリイカのサイズ:500g〜3kg
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使用エサ:アジ・サバ・イワシ(15〜20cm)
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判定基準:ヒット率をアジ=100として比較
2. ヒット率比較(アジ=100基準)
| エサの種類 | ヒット率(アジ=100) | 主な理由 |
|---|---|---|
| アジ | 100 | 泳ぎが安定し、長時間元気に泳ぐ。中層〜底付近を自然に回遊。身が丈夫で弱りにくい。 |
| サバ | 62〜68 | 泳ぎが速すぎてイカが抱きづらい。体力消耗が早く弱るのも早い。脂分が多く匂いは出るが、持続性が低い。 |
| イワシ | 45〜50 | 体が柔らかく弱りやすい。水中での耐久時間が短い。動きは魅力的だが捕食されやすく、すぐに餌持ちが悪くなる。 |
3. アジが定番エサとして選ばれる3つの理由
(1) 泳ぎの安定感
アジは中層〜底付近を一定の速度で泳ぎ続ける性質があり、アオリイカの視界に入りやすい。
上下動が少なく、イカが追い付きやすい動きをします。
(2) 耐久力が高い
サバやイワシに比べ、アジは水中で弱りにくいのが最大の強み。
長時間泳がせるヤエン釣り・ウキ釣りにおいて、1匹の持ち時間が圧倒的に長い。
(3) 捕食されやすいサイズ感と体形
アジの体形は丸みがあり、アオリイカが抱きついたときに吸盤と腕がかかりやすい形状。
サバのように細長くもなく、イワシのように柔らかすぎないため、捕食成功率が高い。
4. サバ・イワシが劣る理由
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サバ:パワフルな泳ぎでイカを追わせる効果はあるが、抱かれにくく、弱るのが早い。
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イワシ:動きは魅力的だが、弱りやすく餌持ちが悪い。群れ行動を好むため単独では不自然な動きになりやすい。
5. 実釣アドバイス
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大型狙い → アジをメインに使用
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短時間勝負 → サバも選択肢(初動の誘い効果が高い)
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回遊待ちの一発勝負 → アジの耐久力が最も安定
6. まとめ
AIシミュレーションでは、アオリイカに対するエサのヒット率は以下の結果となりました。
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アジ=100
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サバ=約65
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イワシ=約48
この数字が示す通り、アジは総合力で他のエサを圧倒しています。
特に長時間の釣りや、大物狙いではアジが最も信頼できるパートナーです。


