【要注意】堤防で干からびているゴンズイの危険性と正しい対処法

堤防釣りをしていると、岸壁やテトラの上で干からびた魚を見かけることがあります。

その中でも特に多いのが、ゴンズイ

体色は茶褐色で、顔まわりにヒゲのような触鬚(しょくしゅ)があるナマズ型の魚です。

見た目は地味ですが、実は強力な毒を持つ危険魚で、触り方を間違えると病院送りになることもあります。


1. ゴンズイとは?

  • スズキ目ゴンズイ科の海水魚

  • 全長は20〜30cm前後

  • 群れで泳ぐ習性があり、夜釣りや堤防の底付近でよく釣れる

  • 昼間は岩陰や穴に隠れ、夜になると活発に捕食活動


2. 危険なのはヒレの毒針

ゴンズイの危険性は、背ビレと胸ビレにある鋭い棘(毒針)にあります。

この棘には強力なタンパク毒が含まれており、刺されると激痛・腫れ・しびれなどが発生。

症状は数時間から数日続くこともあり、場合によっては吐き気やめまいなど全身症状が出ることもあります。

危険度の目安

  • 厚手の靴底でも貫通する場合がある

  • 毒は乾燥しても完全には失われない

  • 日干しにされていても刺されれば同様の症状が出る


3. 堤防で干からびたゴンズイが危険な理由

堤防では、釣り人が外道として釣り上げたゴンズイをそのまま放置し、日干し状態になっている光景がよく見られます。
しかし、これは非常に危険な行為です。

  • 通行人や子どもが素手で触ってしまう危険性

  • 踏んでしまい靴底を貫通 → 刺傷&毒の影響で病院送り

  • 海洋生物の無駄な殺生となり、環境的にもマイナス


4. 刺された場合の応急処置

  1. 傷口を熱めのお湯(40〜45℃)に浸ける
     毒はタンパク質なので熱で不活性化されやすい。

  2. 患部を清潔に洗う

  3. 腫れや痛みがひどい場合は速やかに病院へ
     必ず医師に「ゴンズイに刺された」と伝えること。


5. 正しい扱い方と釣り人のマナー

  • ゴンズイを釣り上げたら、できるだけキャッチ&リリースを心がける

  • どうしても処分する場合は、確実に安全な場所へ廃棄し、人が触れられないようにする

  • 毒針部分には絶対に素手で触らない


6. まとめ

・ゴンズイは堤防でよく見かける毒魚で、干からびていても危険度は高い。

・毒針は靴底を貫通することもあり、刺されると激痛や腫れなどの症状が出る。

・釣り人は不用意に放置せず、キャッチ&リリースや安全な処分を心がけることが大切。

 

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