アオリイカが魚をゼイゴまで完食する場合と、途中までで残す場合があるのは、捕食時の状況やアオリイカ自身の状態によって異なります。
1. 完食する場合。
アオリイカが捕獲した魚をゼイゴまで完食する場合、主に以下の理由が考えられます。
・空腹状態:強い空腹状態にあるアオリイカは、捕獲した魚をすべて食べ尽くそうとします。
この場合、ゼイゴのような硬い部分も、栄養源として逃さずに摂取しようとします。
・安定した環境:捕食中に周囲に危険がない場合、アオリイカは落ち着いて食事をすることができます。
・獲物のサイズ:自身にとって捕食しやすいサイズの魚の場合、完食する可能性が高まります。
2. 途中までで残す場合。
アオリイカが魚を途中までで残す場合、主に以下の理由が考えられます。
・満腹状態:すでに他の獲物を捕食していて、満腹に近い状態にある場合、魚の美味しい部分(内臓や身)だけを食べて、硬いゼイゴや頭部を残すことがあります。
・危険察知:捕食中に外敵の接近や、急な環境の変化を察知した場合、食事を中断して逃走を優先します。
この場合、捕食途中の魚を放り出すことになります。
・効率的な捕食:アオリイカは、生きている魚を捕獲するために多くのエネルギーを使います。
捕食効率を考えると、柔らかく消化しやすい部分だけを食べて、硬い部分を残す方が合理的である場合もあります。
特に大型のアオリイカは、より効率的な捕食を好む傾向にあります。
ゼイゴの「硬さ」と消化効率の関係。
ゼイゴは、魚の尾びれの付け根にある硬いウロコです。
アオリイカにとって、この部分は食べにくく、消化にも時間がかかります。
そのため、十分なエネルギーを摂取できている場合や、より効率的な捕食を求める場合、ゼイゴや頭部を残すことが多いと考えられます。
これは、アオリイカの「消化効率」を考慮した行動と言えるでしょう。
まとめ。
アオリイカが魚を完食するか、途中までで残すかは、アオリイカの空腹度合いや、捕食時の安全性、そして捕食効率によって決まります。
・完食:強い空腹状態や安全な環境で捕食する場合。
・残食:満腹状態、危険察知、または効率的な捕食を求める場合。
特にヤエン釣りでは、このアオリイカの「捕食心理」を理解することが、釣果を上げるための重要なヒントとなります。
アオリイカがアジのどこまで食べたかを確認することで、その日のアオリイカの活性や空腹度を推測することができます。


