アイゴ(アイゴ科の魚)には鋭い背びれ・腹びれ・尻びれに毒棘があり、刺されると強い痛み・腫れ・しびれなどの症状が出ます。
最悪の場合、アナフィラキシー(強いアレルギー反応)を起こすこともあるため、迅速な対応が重要です。
以下、釣り人向けに「アイゴに刺された時の正しい対処法」を解説します。
① まずやるべきこと
・安全を確保
釣り場で再び刺されないよう、アイゴをタオルやフィッシュグリップで安全に処理。
・針や毒棘が体内に残っていないか確認
無理に抜かず、深く刺さっている場合は医療機関で処置を受けること。
② 患部を熱いお湯に浸ける(40~45℃)
・アイゴの毒はタンパク質毒であり、熱に弱いのが特徴です。
・40~45℃程度の耐えられる熱さのお湯に、30~90分程度患部を浸けることで毒を不活化できます。
・海水を沸かして冷ましたお湯を使用すると衛生的で安心。
・熱湯すぎるとやけどの恐れがあるので注意。
③ 消毒・洗浄
・お湯に浸した後、真水や消毒液で傷口をしっかり洗う。
・細菌感染予防のため、できればイソジン(ポビドンヨード)などの消毒薬を使用。
④ 病院へ行く
・アイゴの棘はバクテリアが付着していることが多く、化膿や腫れが長引くケースがあります。
・必ず病院(外科・皮膚科)を受診し、必要に応じて抗生物質や破傷風ワクチンを処方してもらう。
・呼吸困難、意識障害、全身のじんましんなどが出たら、**救急要請(119番)**を。
⑤ 応急セットを釣行に持参するのがおすすめ
・使い捨て手袋
・ピンセット
・消毒薬(イソジンなど)
・包帯・絆創膏
・小型ポットまたは魔法瓶(お湯を準備できると安心)
これらを準備しておくことで、現場で迅速に対処できます。
✅ まとめ
・アイゴの毒は熱で失活するため、40~45℃のお湯で患部を温めるのが最優先。
・その後、消毒と病院受診が必須。
・呼吸困難や全身症状があれば迷わず救急搬送。
・釣り人はアイゴ対策の応急セットを常備しておくと安心。

