魚に満腹感はある?

魚にも「満腹感」はありますが、人間のように“お腹がいっぱいで食べられない”という感覚とは少し異なります。
魚の満腹感は主に生理的な消化状態と捕食本能のバランスで決まります。


1. 魚の満腹感の仕組み

・魚は胃や腸にエサが溜まると、伸展センサーが刺激され、摂食欲求が一時的に抑制されます。
・消化が進み、胃が空くと再び捕食行動を取るようになります。
・この仕組みは基本的に多くの魚類で共通しています。


2. 満腹でも食べるケースがある

・魚は「本能的な捕食行動」を強く持っており、満腹でも条件によって食いつくことがあります。
・代表的な例
 - 習性反応:目の前で小魚が逃げる動きをすると、反射的に噛みつく。
 - 縄張り防衛:侵入してきたエサやルアーを攻撃目的で噛む。
 - 食いだめ行動:回遊魚などは餌が豊富な時に満腹でも捕食を繰り返す。


3. 種類による差

・肉食魚(青物、マス類、バスなど)は消化が早く、再び捕食を始めるまでの間隔が短め。
・底物魚(カサゴ、ハタ類など)は胃の消化が遅く、満腹になるとしばらく動きが鈍くなる。
・アオリイカなどの軟体動物も満腹時は捕食頻度が下がるが、動くものには反射的に触腕を伸ばす。


4. 釣り人視点のポイント

・満腹であっても「反射的な食いつき」を狙えるため、ルアーやエサをアクションさせることで食わせられる場合がある。
・一方で、活性が下がった状態では食わせるタイミング(時合い)を狙う方が有利。
・釣り場で「食い渋り」しているときは、満腹や警戒心が原因のことが多い。

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