【釣り人必見】海の魚の表面にはどんな菌が付着している?洗い流さないと危険なのか徹底解説

海で釣った魚を持ち帰る際、「魚の表面には菌が付いている」と耳にしたことはありませんか?

実際、海の中の魚の皮膚には多くの微生物が存在しています。

本記事では、魚の表面に付着している菌の種類や人体への影響、洗い流すべきかどうかを、釣り人向けに詳しく解説します。


魚の表面にはどんな菌が付着しているのか?

海の中は、人間の目には見えない微生物が無数に存在する世界です。
魚の表面に付着する菌は主に以下のようなものが挙げられます。

ビブリオ属菌(Vibrio)
海水に広く存在する菌で、腸炎ビブリオやビブリオ・バルニフィカスなどが代表的です。
これらは高温期(夏場)に増殖しやすく、食中毒や感染症の原因となることがあります。

シュードモナス属菌(Pseudomonas)
魚の腐敗や臭みの原因となる菌です。
人体に直接強い毒性はない場合も多いですが、鮮度劣化を早めます。

エロモナス属菌(Aeromonas)
淡水魚や汽水域の魚に多い菌で、免疫が弱い人に感染症を引き起こすことがあります。

海洋性細菌や藻類由来のバイオフィルム
魚の皮膚には海水中のプランクトンや藻類、バクテリアが付着しており、ヌメリ状の膜を形成しています。

これらは魚が生きている限り、ほぼ常に皮膚表面に存在しています。


これらの菌は人体に毒がある?危険性について

魚の表面に付着する菌がすべて人体に有害というわけではありません。
しかし、特定の条件下では食中毒や感染症の原因となることがあります。

腸炎ビブリオによる食中毒
夏場の海水温が高い時期に多く発生。
魚の表面や内臓に付着したまま調理すると、人間の腸内で増殖し、下痢・腹痛を引き起こすことがあります。

傷口からの感染症
手に切り傷がある状態で魚を触ると、ビブリオ属菌やエロモナス菌が侵入し、腫れや痛みを伴う感染症を起こすことがあります。

腐敗菌による鮮度劣化と胃腸不良
直接毒性は弱くても、菌の増殖によりヒスタミンなどの有害物質が生成されることがあり、食後の胃腸トラブルの原因となります。


釣った魚は洗い流すべき?正しい処理方法

釣り上げた魚は、そのまま持ち帰ると菌が繁殖しやすくなります。
以下の手順を意識することで、安全に美味しく食べられます。

1. 海水で軽く洗い流す

魚の表面についた海水中の余分な汚れやバクテリアを落とします。
淡水(水道水)は浸透圧の違いで魚の表面細胞を壊し、腐敗を早めるため、海水での洗浄がおすすめです。

2. 血抜きと内臓処理を早めに行う

血液や内臓は菌の繁殖源となりやすいため、釣り場で処理できればベストです。

3. 海水氷でしっかり冷却

菌は高温ほど活発に増えるため、海水を凍らせた海水氷に魚を浸けて急速冷却します。
釣太郎では1kg200円・3kg400円で販売中の海水氷が人気です。

4. 自宅で流水洗浄後に調理

持ち帰ったら流水で表面を再度洗い、調理前に表面の菌や汚れを落としましょう。


まとめ:魚の表面には菌が常在、正しい処理で安全に美味しく

・海の魚の表面には、ビブリオ属菌や腐敗菌など多くの微生物が付着しています。

・そのまま放置すると食中毒や腐敗の原因になることがあります。

・釣り場での海水洗浄、血抜き、海水氷による冷却が最も有効な対策です。

魚は正しい処理をすれば、安全で新鮮な状態を保てます。

釣った魚を美味しく安心して食べるために、菌の存在を理解し、適切な処理を心がけましょう。

海の魚の表面には、ビブリオ属菌や腐敗菌など多くの微生物が付着しています。
・そのまま放置すると食中毒や腐敗の原因になることがあります。釣太郎

 

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