「イカといえば、やっぱりアオリイカでしょ?」
そう思っている方が多いかもしれません。
しかし、食通の間では**「アオリイカより美味しい」**と評価されているイカがいるのをご存知ですか?
その正体は、今回ご紹介する**「ケンサキイカ(アカイカ)」**です。
今回は、なぜケンサキイカがアオリイカよりも旨みが強いのに、市場価値が低いのか。
その**“逆転現象”**の理由に迫ります。
ケンサキイカ(アカイカ)の驚くべき美味しさ
ケンサキイカは、アオリイカと並んで高級イカとして扱われることもあります。
- 旨み成分が多い: ケンサキイカには、アオリイカよりも約3割も多くの旨み成分が含まれていると言われています。
特に甘みが強く、ねっとりとした食感が特徴です。
- 様々な料理で活躍: 刺身はもちろん、天ぷらや煮付け、干物など、どのような調理法でも美味しく食べられます。
なぜ市場価値が低いのか?「逆転現象」の理由
これほど美味しいケンサキイカが、なぜアオリイカよりも市場価値が低いのでしょうか。
その理由は、主に以下の3つが考えられます。
1. 知名度とブランド力
アオリイカは、昔から**「イカの王様」**として知名度が高く、ブランド力が確立されています。
「アオリイカ=高級」というイメージが定着しているため、消費者は少々高くてもアオリイカを選びがちです。
一方、ケンサキイカは地域によって「アカイカ」「シロイカ」「ヤリイカ」など様々な呼び名があり、消費者の間で共通のブランドイメージが確立されていません。
2. 釣りの難易度
アオリイカは、エギングという釣り方で釣るのが一般的で、釣るのが難しい魚として知られています。
そのため、釣れた時の希少価値が高く、それが市場価格に影響を与えています。
ケンサキイカも夜のイカメタルゲームなどで狙われますが、アオリイカほど「釣るのが難しい」というイメージは強くありません。
3. 出回る量と鮮度
ケンサキイカは、アオリイカに比べて漁獲量が多く、安定して流通しています。
また、イカは鮮度が落ちやすい魚ですが、ケンサキイカは冷凍しても美味しさが保たれるため、大量に流通させやすいという点も価格に影響しています。
まとめ:隠れた逸品、ケンサキイカ
ケンサキイカは、アオリイカに勝るとも劣らない美味しさを持つ、まさに**「隠れた逸品」**です。
知名度や流通量の違いから、アオリイカよりも手頃な価格で楽しめるのは、私たち消費者にとって嬉しいポイントです。
次にイカを選ぶ際は、ぜひケンサキイカを試してみてはいかがでしょうか。


