夏にアオリイカが釣れない!?その理由と“今どこにいるのか”をプロが徹底解説!


夏にアオリイカが釣れない!?その理由と“今どこにいるのか”をプロが徹底解説!

夏といえば海のレジャーが最高潮に達する季節。
ですが、アオリイカを狙う釣り人にとっては「釣れない季節」として知られています。

「夏にアオリイカはどこに行ってしまったの?」
「釣れないのは水温のせい?産卵後?」

そんな疑問に、釣具店スタッフ兼イカ釣り研究家が、科学と実体験を交えて解説します!


■ 夏にアオリイカが釣れない3つの主な理由

① 親イカが産卵を終えて力尽きている

春から初夏(5月〜6月)にかけて産卵のピークを迎えるアオリイカ。
産卵後の親イカは体力を使い果たし、多くが寿命を終えます。

つまり夏には「大型の親イカ」はほとんど姿を消しているのです。


② 子イカ(新子)はまだ小さくて釣りにくい

6月〜7月にかけて孵化したアオリイカの子ども(いわゆる“新子”)は、まだ5〜10cm程度のミニサイズ。
この時期は非常に警戒心が強く、小さなベイト(小魚)しか捕食できないため、大きなエギやヤエン仕掛けには反応しにくいです。

また、昼間は警戒して物陰に隠れていることが多く、夜や早朝にしか動かない傾向も。


③ 水温が高すぎて深場や潮通しの良い場所に避難している

夏場の表層水温は25〜30℃に達します。
この水温はアオリイカにとってやや高く、涼しい「深場」や「潮通しの良い場所」に移動してしまうことがあります。

とくに南紀などの暖流エリアでは、深場へ潜ってしまい岸からは届かない場所へ行ってしまうことが多いのです。


■ じゃあ夏のアオリイカは“どこにいる”の?

● 新子は波止や湾内の岩礁帯にいる

小さなアオリイカ(新子)は意外にも波止や漁港の隅、テトラポッド周辺、海藻が多い浅場に隠れて生活しています。
エサとなる小魚(ネンブツダイやスズメダイなど)を追って、日が暮れると岸近くまで浮いてくることもあります。

👉 夜間に小さめのエギ(2.0号以下)を使えば、新子のサイト釣りが可能です!


● 中層〜深場のブレイクラインに避難している個体も

特に水温上昇が顕著な年は、深場の駆け上がり(水深10m以上)や潮通しの良い磯場に移動している個体も確認されています。

これらの個体はルアーでは難しく、活きアジを使ったヤエン釣りやウキ泳がせ釣りの方が有利です。


■ 夏アオリイカを狙うポイントと時間帯

ポイントの特徴 理由
日陰になる岸壁・テトラ裏 直射日光を嫌うイカの休憩スポット
湾奥のアマモ場・海藻帯 小魚が多く新子が集まりやすい
潮通しの良い地磯 水温が下がりやすく大型が潜む可能性
夜間の常夜灯周辺 小魚が集まり、イカも寄る可能性大

■ 釣れない夏でも“探せば釣れる”のがアオリイカ!

夏は「釣れない」と言われがちですが、
・狙うポイント
・時間帯
・釣法
を工夫すれば十分に釣果を得ることは可能です。

秋の爆釣シーズン(9月〜)に備えて、夏のうちにポイントを下見しておくのもおすすめです!


■ まとめ:夏にアオリイカが釣れないのは当然。でも“どこにいるか”を知れば釣れる!

✅ 夏は親イカが減り、新子が中心になる
✅ 水温上昇により深場や陰に潜んでいる
✅ 小型エギ・夜釣り・地磯攻めがカギ!

釣りにくいからこそ、釣れた1杯の価値は大きい。
夏アオリを釣るなら“知識と戦略”が必要です。

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