氷締め vs 神経締めでは鮮度を保つ方法の違い

✅ 氷締めとは?

● 方法

・釣った魚をすぐに氷水に漬けて冷やす
・多くの場合は、氷+海水の「海水氷」で行う

● 目的

急速冷却によって魚の体温を下げ、鮮度劣化を遅らせる

● 特徴

・手軽で、初心者にも実践しやすい
・短時間で全身を均一に冷やすことができる
・魚が生きたまま窒息死するので、血が残りやすく変色しやすい
・死後硬直が比較的早く始まる

● 向いている魚

・小型魚(アジ、サバ、イワシなど)
・大量に釣った場合の処理


✅ 神経締めとは?

● 方法

  1. 魚の頭部にピックを刺して即座に脳を破壊(脳締め)

  2. エラや尾の付け根を切って血抜き

  3. 尾から神経穴にワイヤーを通して神経を破壊

● 目的

脳と神経を破壊することで筋肉の暴れ(ATP消耗)を抑える
・死後硬直を遅らせることで熟成に有利な状態を作る

● 特徴

・締め方が難しいが、最も高級な処理方法
・血抜きがしっかりできるため、身が白く美しくなる
・神経を破壊することで旨味成分(イノシン酸など)を多く保てる
・処理後は氷で冷却する必要あり

● 向いている魚

・高級魚(マダイ、カンパチ、ヒラメ、アオリイカなど)
・刺身や熟成用に使いたい魚


✅ どっちが鮮度を保てる?

比較項目 氷締め 神経締め
手軽さ ◎(簡単) △(道具と技術が必要)
血抜きの質 ◎(美しい身になる)
鮮度の維持 ○(短期) ◎(長期)
熟成の適性 △(劣化しやすい) ◎(旨味が増す)
向いている使い方 煮付け、焼き魚 刺身、熟成

✅ 結論

「氷締め」はスピード重視の簡易法。大量釣果や初心者向け。
「神経締め」は品質重視のプロ向け方法。最高の鮮度と味を求めるならこちら。


✅ 補足:併用が最強

理想は

  1. 神経締めでしっかり処理

  2. その後すぐに海水氷で冷却
    これが最も理想的な処理方法とされ、プロの料理人や釣り人が実践しています。

タイトルとURLをコピーしました