目次
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氷には「海水氷」と「真水氷」がある
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なぜ真水氷ではダメなのか?
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海水氷の3つの決定的メリット
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実際に使ってわかった釣り人の声
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海水氷の使い方と注意点
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真水氷ではなく「海水氷」を選ぶべき理由・まとめ
1. 氷には「海水氷」と「真水氷」がある
釣り人が魚を持ち帰る際に使う氷には、大きく分けて2種類があります。
・真水氷(淡水で作られた一般的な氷)
・海水氷(海水を凍らせた氷)
見た目は似ていても、性質は大きく異なります。とくに夏場の高温時、どちらを使うかで魚の鮮度や味に天と地の差が出るのです。
2. なぜ真水氷ではダメなのか?
真水氷で冷やした魚が「白っぽくなった」「ぬめりが取れすぎて皮がむけた」――そんな経験はありませんか?
これは真水による「浸透圧の違い」によって、魚の細胞が破壊されるからです。
魚は海水に生きる生物。真水にさらすと、
・細胞内の塩分が流れ出る
・水分が浸透して皮膚が弱る
・うま味成分(アミノ酸)も流出する
その結果、食味が落ちてしまうのです。
3. 海水氷の3つの決定的メリット
① 浸透圧ダメージがゼロ!
海水氷は、魚の体液とほぼ同じ塩分濃度(約3%)。
そのため、魚の細胞が壊れにくく、鮮度を長時間キープできます。
② 真水より冷えるのに凍らない!
海水は塩分を含むため、-2℃〜-3℃程度で凍ります。
つまり、海水氷は真水より冷たいのに、凍結せず魚を優しく包み込みます。
結果、刺身や干物にも向いた状態で持ち帰れるのです。
③ 魚のにおい・ドリップを抑制
うま味成分や脂が流出せず、ドリップ(汁)も最小限。
しかも、海水には抗菌効果もあるため、夏場でも雑菌の繁殖を抑えやすい。
4. 実際に使ってわかった釣り人の声
実際に海水氷を使っている釣り人の声を紹介します。
「真水氷で白くなった魚が、海水氷にしてから見た目も味も段違いに良くなった」(40代男性・アオリイカ狙い)
「真水だと皮が溶けてたけど、海水氷にしたら刺身にしたときに光ってる!」(30代女性・チヌ釣り)
「干物にしたときの仕上がりがまるで違う。真水氷だと臭みが出たけど、海水氷はそれがない」(60代男性・ベテラン)
5. 海水氷の使い方と注意点
■ 使用のポイント
・氷と一緒に海水も少し入れておくとベスト(冷却効率UP)
・魚が氷に直に触れるように、すき間なく詰める
・釣り場ですぐ締めて、血抜き後すぐ投入が理想
■ 注意点
・真水と混ぜないこと(浸透圧の意味がなくなる)
・冷えすぎを防ぐため、魚が凍らないよう観察する
・海水氷を作る際は飲用不可のため、用途を明記
6. 真水氷ではなく「海水氷」を選ぶべき理由・まとめ
| 比較項目 | 真水氷 | 海水氷 |
|---|---|---|
| 鮮度保持 | △ | ◎ |
| 冷却温度 | 0℃ | −2℃前後 |
| 細胞ダメージ | 多い | 少ない |
| 味の劣化 | 起こりやすい | 抑えられる |
| 夏場の安心度 | △ | ◎ |
✅ 結論:
釣り人にとって「海水氷」はもはや必須の冷却アイテム。
特に夏場は鮮度落ちが早く、真水氷では命取りになる場面も。
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