釣り人やダイバー、海好きの方なら一度は感じたことがあるでしょう。
「沖縄の海はなんでこんなに青く透明なのに、北海道の海は暗く見えるんだろう?」
実はこの“海の色の違い”には、光・水・プランクトンなど自然界の緻密なバランスが関係しています。
この記事では、南方と北方の海の色と光の違いについて、科学的視点でわかりやすく解説します。
【結論】南方は青く澄み、北方は暗く濁る。その理由は「太陽光」と「プランクトン量」
まず、海の色は「水そのものの色」ではありません。
海は本来、光の反射や吸収で色が変わる性質を持っています。
以下のような要因で、南方と北方の海の色に差が生じています。
✅ 1. 太陽の角度と光の量の違い
| 地域 | 太陽の角度 | 光の量 | 海の明るさ |
|---|---|---|---|
| 南方(沖縄・奄美など) | 真上から強く差す | 非常に多い | 明るく青く見える |
| 北方(北海道・青森など) | 斜めから弱く届く | 少ない | 暗く濃い色に見える |
・南方では、太陽が高い角度から海に差し込むため、海底まで光が届きやすく、水が透き通って見えます。
・一方、北方では太陽の角度が低く、光が海面で散乱しやすいため、海が暗く見えるのです。
✅ 2. プランクトンや栄養塩の量の違い
| 地域 | プランクトン量 | 栄養豊富度 | 海の透明度 |
|---|---|---|---|
| 南方 | 少ない | 貧栄養 | 高い(透き通る) |
| 北方 | 多い | 富栄養 | 低い(濁りやすい) |
・反対に南方の海は、プランクトンが少なく、水が澄んでいて青く見えるのです。
✅ 3. 水温と海流の違い
・南方の海は水温が高く、黒潮などの暖流が流れており、クリアな海水が特徴です。
・一方、北方の海には**寒流(親潮)**が入り、栄養分を多く含んだ海水が多くの生物を育みますが、そのぶん透明度は低くなります。
🧠 海の色は「水質の証」!釣りにも影響あり
釣り人にとって、海の色の違いは非常に重要な情報です。
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南方の澄んだ海は視覚型の魚(イカやシイラ)に向く
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北方の濁り海は嗅覚型の魚(カレイ、アイナメ)が優位に
また、プランクトンが多い北方の海では、小魚やプランクトンを食べる魚が活性化しやすく、それを狙う大型魚も回遊しやすくなります。
🔍 まとめ:海の色と光は「地域性+自然環境」で決まる!
| 比較項目 | 南方の海 | 北方の海 |
|---|---|---|
| 色 | 青く透き通る | 暗く濁りやすい |
| 太陽光 | 強く差し込む | 斜めで弱い |
| 水の透明度 | 高い | 低い |
| プランクトン | 少ない | 多い |
| 栄養価 | 低い(貧栄養) | 高い(富栄養) |
🪸 海の色を感じよう!現地での観察ポイント
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潮の流れが緩い湾内では、どの地域でもやや濁る傾向
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船から沖合へ出ると、急に海の色が変わる瞬間がある
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サンゴ礁の上では、光の反射でエメラルドグリーン色になることも
🌊 最後に:色の違いを知ると、海がもっと面白くなる!
海の色が違うのは、自然の仕組みの結果です。
南の海が好きな人も、北の海が好きな人も、それぞれの「色」に価値があります。
ぜひ、次に海へ出かけたときは、「海の色」を観察してみてください。
それが、自然をもっと深く楽しむ第一歩になるはずです。


