◆ 前提条件:アジは変温動物
・アジは「変温動物」=自分で体温を調整できない
・水温=体温、なので周囲の水温1℃の違いは命に直結します
一方、人間は恒温動物で、体温調節機能があります。
そのため、同じ1℃の外気温変化でも影響は少なく見えます。
しかし実際、環境温度の変化は人間にも強いストレスを与えます。
◆ 比較の指標
人間で例えると:
| 気温差 | 体感の違い(目安) | 例 |
|---|---|---|
| 1〜2℃ | 服装を調整する程度 | 室温24℃→22℃:少し肌寒い |
| 3〜5℃ | 快適⇔不快が切り替わる | 室温28℃→23℃:眠れないレベル |
| 7〜10℃ | 行動パターン・生理変化 | 屋外30℃→20℃:活動低下、風邪のリスク |
| 10〜15℃ | 生存に影響 | 熱中症・低体温症の境界 |
◆ 結論:アジの水温1℃=人間の気温7〜10℃の違いに匹敵
これは以下のように説明できます:
-
アジにとって水温1℃の変化は、消化、酸素消費、摂餌、移動の全てに影響
-
人間にとって気温7〜10℃の変化は、基礎代謝、汗の量、集中力、行動範囲すべてが変わる
よって、
アジにとっての水温1℃の違いは、
人間にとっての「気温7〜10℃の違い」に相当する
と見るのが妥当です。
◆ 実感で表すと…
例えば:
-
アジが水温21℃から20℃に下がった
→ 食いが落ち、移動しなくなる
これは人間が…
-
気温30℃から20℃に急に下がって
→ 汗が出なくなり、風邪を引く感覚に近いです
◆ 補足:アジの最適水温は22〜24℃前後
・25℃以上 → 酸素不足になりやすく弱りやすい
・20℃以下 → 食いが落ち、活性が急低下
たった1〜2℃下がっただけでサビキ釣りの釣果がゼロになることも、南紀ではよくあります。
釣太郎では水槽を冷却しているため、海水温度とのギャップがあります。
慣らしてご使用ください。


