トゲだらけで硬そうな見た目のウニ。
私たち人間にとっては「高級食材」ですが、じつは海の中にもウニ好きな魚たちがたくさんいます。
今回はその中でも、代表的な魚や意外な食べ手まで、「ウニを食べる魚たち」を一挙にご紹介。
釣り人必見の餌選びのヒントや、魚たちの驚きの“歯力”にも注目です!
1.ウニ好きの王者「石鯛(イシダイ)」
まず外せないのが磯釣りのターゲットとして人気の石鯛。
石鯛はウニの殻もトゲも構わずバリバリと噛み砕いてしまう、“硬いもの好き”の代表格です。
特にムラサキウニやバフンウニは栄養価が高く、
石鯛にとってはまさに「高カロリーで手に入りやすいごちそう」。
釣り餌としても人気で、石鯛狙いならウニ餌は鉄板といえるでしょう。
2.海の怪力番長「クエ(アラ)」
クエは磯の王様と呼ばれる超大型の根魚。
そのアゴの力は圧倒的で、ウニどころか甲殻類や小魚を丸飲みすることで知られています。
ウニを好んで捕食する様子も確認されており、
特にトゲの少ない小型のバフンウニを吸い込むように食べることも。
ただし深場にいることが多いため、狙うには本格的な装備が必要です。
3.賢くトゲを避ける「ニザダイ(サンノジ)」
ニザダイは雑食性が強く、海藻を主食にしながらもウニも好物。
ただし石鯛のように強引には食べず、トゲの少ない裏側から上手に食べる器用さが特徴です。
ウニが豊富な磯場では、ニザダイが群れてウニをかじっている光景もよく見られます。
釣り人からは“外道”とされがちな魚ですが、その行動は非常に興味深いです。
4.以外と器用な「ブダイ(イラ)」
ブダイ類もサンゴや岩に生える藻類を削り取って食べることで有名。
そんなブダイも時折ウニをついばむように食べることがあります。
歯がベラのように癒着しており、細かい作業も得意なので、
トゲの少ない部分だけを削るように食べるスタイルです。
ウニだけを狙うことは少ないものの、環境次第では大事な餌資源になっていることも。
5.カワハギやフグも油断ならない!
ウニを少しでも砕けば、カワハギやフグといった歯の鋭い魚が寄ってくることもあります。
これらの魚はトゲそのものは避けますが、中身が出た瞬間にすかさずついばむのが特徴。
釣り餌としてウニを使う際、これらの魚による“エサ取り”には要注意です。
まとめ:ウニは海でも人気のごちそうだった!
ウニを食べる魚たちは意外と多く、しかもそれぞれの食べ方に特徴があります。
| 魚種 | 食べ方の特徴 | 主な生息場所 |
|---|---|---|
| 石鯛 | トゲごと豪快に噛み砕く | 磯場、岩礁域 |
| クエ | 丸飲みに近い吸引 | 深場の根周り |
| ニザダイ | 裏側から器用に食べる | 磯場、藻場 |
| ブダイ | トゲを避けてついばむ | 岩礁域 |
| フグ・カワハギ | 中身だけすばやく食べる | 漁港、浅場 |
一方で、“ウニ好きな外道魚”の存在も見逃せません。
次回の磯釣りや根魚狙いの際には、ウニがどの魚を引き寄せるのか、観察してみるのも楽しいですよ!


