・夏のアウトドアで最高の敵、それは「蚊」
・痒みだけでなく、集中力・気分・快適さすべてを奪ってくる…
釣り場・キャンプ場・BBQ広場――どこでも奴らは現れます。
そこで今回は、年間100回以上アウトドアに出る“蚊対策オタク”の筆者が、刺されない技術を伝授します。
なぜ“刺される人”と“刺されない人”がいるのか?
実は、蚊に刺されやすい人には明確な共通点があります。
■ 刺されやすい人の特徴
・体温が高い
・汗をかきやすい
・黒い服を着ている
・アルコールを摂取している
・呼吸が深くCO₂排出量が多い
これらはすべて、蚊が感知する“ごちそうセンサー”に引っかかる条件。
つまり、何も対策せずに外に出れば、あなたは“ビュッフェ状態”なのです。
絶対に刺されないための【5つの鉄壁対策】
① 肌のバリア:スプレー+塗りムラゼロテク
・「ディート」「イカリジン」配合の虫よけスプレーを釣行・キャンプ前に全身へ
・塗りムラが“弱点”になるため、特に手首・足首・耳裏に重点を
・汗をかいたら必ず再塗布(2〜3時間ごと)
おすすめ:イカリジンタイプは低刺激・無臭で女性や子どもに最適!
② 空間の結界:蚊取り線香+ベープのダブル配置
・テーブルやタープの下に「蚊取り線香」を焚いて半径1~2mの防衛圏を構築
・無風時や屋内寄りの環境では「ベープマット」が強力
・煙+成分拡散の“空間ダブルロック”で蚊が近寄れない
ポイント:座る位置を囲むように三角配置すると最強!
③ 視覚の罠:おにやんま君+疑似オニヤンマ戦術
・オニヤンマは蚊・アブの天敵
・帽子・タープ・ザックに「おにやんま君」を取り付けて**“見た目で避けさせる”**
・複数人で同時装着すると、蚊の集中攻撃が分散する
あくまで“補助的存在”ですが、信じる者は救われる!?
④ 蚊が嫌う服装・色・素材を選べ!
・黒や紺など暗い服は蚊を引き寄せる(光の反射率が低い)
・白・ベージュなどの明るい色が効果的
・露出は最小限に。長袖・長ズボンで物理的に刺させない
素材は通気性の高いメッシュ系やUVカット素材が◎。暑さ対策にもなる。
⑤ 行動管理:蚊の“時間”を避けろ!
・蚊の活動ピークは朝夕(気温20~28℃、湿度高)
・風がある時間帯は活動が鈍る(=風の通る場所を選べば刺されにくい)
・アルコール摂取直後は避ける(※CO₂排出が激増)
夕マヅメの釣りはロマンですが、蚊対策を徹底すればノーストレスで楽しめます。
シーン別おすすめセットアップ例
| シーン | 基本装備 |
|---|---|
| 海釣り(堤防) | 虫よけスプレー+帽子におにやんま君+長袖パーカー |
| キャンプ(林間) | 蚊帳テント+線香3本設置+スプレー+明るい服装 |
| BBQ(夕方) | 虫よけスプレー+線香+ベープマット+長ズボン+白系Tシャツ |
子ども・女性の“刺されやすさ”は要注意
・子どもは体温が高く汗もかきやすいため、刺されやすさは大人の2倍
・女性は肌が敏感で、かきむしりによる炎症・色素沈着のリスクも
対策の基本は…
・イカリジンスプレー(低刺激)
・ブレスレットタイプの忌避アイテム
・ポータブル蚊取り線香ケース
「あのときちゃんと対策しておけば…」と後悔しないために!
まとめ:刺されない人は“準備してる人”
・蚊に刺されないのは運ではなく戦略と準備の結果
・「空間防御」+「肌防御」+「時間管理」の3本柱で鉄壁の守りを
・あなたも今日から“蚊に刺されない人”になれます


