7cmの小アジが30cmに!真アジがここまで大きくなるまでの年数と生存率とは?

サビキ釣りで人気の「小アジ(7cm前後)」、
そして高級干物や刺身で重宝される「30cm級の大アジ(尺アジ)」。

この2匹、実は同じ魚の成長段階ですが、
「7cm → 30cmになるまで、何年かかるのか?」
「その間、どれくらいのアジが生き残れるのか?」

今回は、マアジの成長スピードと生存率について詳しく解説します。


◆ マアジとは?

  • 回遊性の強い中型魚で、日本沿岸に広く分布

  • 群れで行動し、プランクトン・小魚・甲殻類などを捕食

  • 成長が早く、1年で15cm以上に育つ個体も多い


◆ 7cm → 30cmまでの成長年数

▶ 成長目安(自然環境)

年齢 平均体長(目安)
0歳(夏生まれの当年魚) 3〜7cm(小アジ)
1歳 約15〜18cm
2歳 約20〜25cm
3歳 約28〜32cm(尺アジクラス)
4歳〜 最大35cm前後まで成長することも

つまり、30cmの大アジになるには、およそ2年半〜3年の時間がかかります。

※成長はエサ量・水温・地域によって変動します。
内湾より外洋系(黒潮沿岸など)のほうが大型化しやすい傾向。


◆ 成長にかかる“敵”は多い!気になる生存率

アジは小さな稚魚のころから多くの天敵に狙われています。

  • シーバス、ヒラメ、カマス、タチウオ、ウツボ、イカ類など

  • トビウオや他のアジ類の成魚にも捕食されることも…

▶ 推定生存率(自然環境)

年齢 残存率(目安)
卵~稚魚(0〜1cm) 約1万分の1(0.01%)
~7cm(当年魚) 約5〜10%
~15cm(1歳魚) 約20%前後
~30cm(3歳魚) 約3〜5%(当初の卵から換算)

つまり、**7cmから30cmにまで育つアジは「超エリート生存者」**といえるのです。


◆ どうして生き残れるの?“大アジ”になる条件とは

  • 餌場の豊富さ(プランクトン・イワシ類が多い海域)

  • 捕食者が少ない外洋の中層〜深場で行動できること

  • 素早い泳ぎと群れ行動で危険を避ける能力

  • 一部の大アジは夜行性になり、昼間の捕食を避けて生き延びることも


◆ 成長と味の関係:サイズだけじゃない“年齢の味”

サイズ 味の傾向
小アジ(〜15cm) さっぱりしていて唐揚げ向き
中アジ(15〜25cm) 脂も乗りはじめ、刺身や干物に最適
尺アジ(30cm〜) 脂ノリ最強!とろける食感の刺身に

大きくなるほど脂がのり、味も格段にアップ
ただし、成長が遅い冬のアジは身が締まり、焼きや干物にも最適


◆ まとめ:7cm→30cmのアジは、自然界の“奇跡の魚”!

成長段階 特徴
0〜1歳 小アジ期。回遊性が高く、命がけの生存競争
1〜2歳 中アジ期。餌も豊富になり、脂がのる
2〜3歳 尺アジ。生き残った少数精鋭だけがたどり着く

7cmの小アジが30cmに!真アジがここまで大きくなるまでの年数と生存率とは?釣太郎

 

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