日本人にとって非常に身近な魚「カツオ」。
春の初ガツオ、秋の戻りガツオと、年間を通じて食卓に上る機会も多く、多くの人が大好きな魚として親しまれています。
しかし一方で「カツオはちょっと苦手…」という声も。
今回は、カツオがこれほどまでに人気がある理由と、実は嫌う人もいる背景 を詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。
カツオ人気の理由
① 鮮度抜群なら抜群の旨味!
カツオは釣ってすぐの新鮮なものを刺身やたたきで食べると、赤身の旨味がダイレクトに感じられます。
特に秋の戻りガツオは脂がのって「トロのようなカツオ」とも呼ばれるほど濃厚な味わいです。
・脂の甘み+赤身の旨味
・とろける食感
・濃厚なのにしつこくないバランス感
これが多くのカツオファンを惹きつける大きな魅力です。
② 調理法のバリエーションが豊富
カツオはさまざまな料理に活用できます。
・刺身
・カツオのたたき
・漬け丼
・なまり節
・カツオ節(削り節)
・煮付けや照り焼き
特に「カツオのたたき」はカツオ料理の代名詞。
香ばしい炙りと薬味の相性が抜群で、老若男女に広く親しまれています。
③ 栄養価が高い
カツオは高たんぱく・低脂質なヘルシー食材で、健康志向の方にも人気です。
| 栄養素 | 含有量の特徴 |
|---|---|
| タンパク質 | 豊富 |
| ビタミンB群 | 疲労回復に効果的 |
| 鉄分・ミネラル | 貧血予防にも |
| DHA・EPA | 血液サラサラ成分 |
ダイエット中の方やスポーツ選手にも好まれる魚です。
④ 手に入りやすく価格も手頃
漁獲量が比較的多く、流通も安定しているため、スーパーなどでも手軽に購入できます。
価格も比較的リーズナブルなため、家庭の食卓でもよく登場します。
実はカツオが苦手な人もいる?
一方で、カツオに対して苦手意識を持つ人が一定数存在します。
主な理由を見てみましょう。
① 血生臭さ・鉄っぽい風味
カツオは血流が多い赤身魚のため、鉄分特有の風味(血の味) を感じやすいです。
鮮度が落ちると酸化して臭みが出やすく、これが苦手と感じる人がいます。
特に刺身を苦手とする原因のひとつです。
※正しく血抜き処理された高鮮度品ではほぼ感じません。
② 青魚特有の後味が苦手
青魚系特有の「脂のクセ」「青臭さ」が苦手な方もいます。
薬味(生姜・にんにく・ネギなど)を添えるのは、こうしたクセを中和する役割もあります。
③ 生魚が苦手
生魚全般が苦手な人は、カツオ刺身やたたきも敬遠しがちです。
その場合は火を通した照り焼きやフライ、なまり節などの調理法がおすすめです。
④ 食中毒への不安
寄生虫(アニサキス)や鮮度劣化によるヒスタミン中毒を心配する方もいます。
実際には適切な処理を行えばリスクはかなり低減できます。
カツオ嫌い克服のコツ
・新鮮な高品質カツオを選ぶ(血抜き処理済みが理想)
・戻りガツオの脂が乗ったものを選ぶ
・たたきで表面を炙ると食べやすい
・薬味をたっぷり添えて風味を調整する
・加熱調理でクセを抑える
まとめ
✅ カツオは旨味・栄養・価格のバランスが取れた国民的魚
✅ 刺身・たたき・加熱料理と幅広く楽しめる
✅ 血生臭さが苦手な人も一定数いる
✅ 高鮮度・血抜き処理品なら嫌いな人も克服できる可能性あり
カツオは、「正しく処理すれば誰でも美味しく食べられる可能性がある魚」 といえます。
今後さらに処理技術が普及すれば、カツオファンはもっと増えるかもしれません。


