海の幸を楽しむ私たち釣り人や魚好きにとって、必ず知っておきたい「アニサキス」の話題。
寿司、刺身、釣った魚の生食で怖いのがアニサキス症です。
では、もしアニサキスに刺されてしまったら、どうすればいいのか?
この記事では、
・アニサキス症の症状
・自然に治るのか
・病院での治療
・死滅させる予防策
を徹底的に解説します。
これを読めば、万が一のときに冷静に対応できる知識が身につきます。
アニサキスとは?
まずは基本知識からおさらいします。
・アニサキスは寄生虫の一種で、主に海の魚介類に寄生します。
・人間が生食などでアニサキスを体内に取り込むと、胃や腸の粘膜に噛みつき「アニサキス症」を発症します。
・白く細長い糸状(2~3cm程度)の幼虫が特徴です。
・加熱・冷凍すれば死滅しますが、生のままだと危険です。
特に多く見られる魚介類は以下の通りです。
・サバ
・イワシ
・アジ(少ないがゼロではない)
・サンマ
・イカ(特にスルメイカ)
・サケ、サーモン(養殖はほぼ安全)
アニサキス症の主な症状
もし体内にアニサキスが侵入すると、数時間〜数十時間後に以下の症状が出ます。
・激しい腹痛(胃痛・腸痛)
・吐き気、嘔吐
・腹部膨満感
・じんましん(アレルギー反応)
特に夜中に突然の激痛で救急外来に行くケースが多いのが特徴です。
アニサキス症は自然に治る?
結論を言えば
「一部は自然に治るが、基本は病院で処置が必要」
です。
自然治癒するケース
・アニサキスは人の体内では長期間生存できません。
・約1週間ほどで自然に死滅します。
・軽症なら薬で様子を見ることもあります。
ただし注意
・死んでも体内に残ったアニサキスがアレルギー症状を引き起こすこともあります。
・激しい腹痛が続く場合は自然治癒を待つのは危険です。
基本は病院へ行くべき理由
・胃内カメラ(内視鏡)で直接アニサキスを発見・摘出するのが最も確実な治療法です。
・摘出すれば痛みはすぐに消えます。
・鎮痛剤だけでは根本的な解決にならない場合があります。
・特に腸アニサキス症は内視鏡で届かないため、入院・絶食治療になることも。
早めに病院を受診するのがベストです。
アニサキスを死滅させる方法(予防策)
アニサキスは以下の方法で確実に死滅させられます。
① 冷凍
・−20℃で24時間以上
・一般家庭の冷凍庫は−18℃前後が多いため、できれば48時間以上の冷凍が安全
② 加熱
・60℃以上で1分以上加熱
・焼き魚、煮魚、フライなどは基本的に安全
③ 刺身で食べるなら目視確認
・よく光に透かして確認
・腹身(内臓周辺)に多いので、できれば内臓を早めに除去する
④ 釣り人は現場処理が効果的
・釣ったらすぐに内臓を抜く
・海水氷で素早く冷却
・常温放置は絶対にNG
もしアニサキス症が怖いなら
・「自分で釣った魚は新鮮だから大丈夫」と思い込まない
・生食用ならしっかり冷凍 or プロに任せる
・外食時は信頼できる店舗を選ぶ
特に梅雨~夏場は食中毒も含め注意が必要です。
まとめ
・アニサキス症は激しい腹痛を起こすことがある
・軽症なら自然治癒もあるが、基本は病院受診が安全
・内視鏡摘出が即効性ある治療法
・冷凍・加熱で完全死滅できる
・釣り人は「釣ったら即内臓除去&冷却」が最大の予防策
アニサキスに正しく備えて、安心して海の幸を楽しみましょう。


