・世界の海にいるプランクトンの種類は、数万種とも数十万種とも言われています。
・ただし、まだ全てが解明されているわけではなく、新種が次々と発見されています。
プランクトンは大きく分けて2種類あります。
① 植物プランクトン(植物性プランクトン)
・光合成をして酸素を作り出す。
・海の食物連鎖の出発点。
・種類は約5,000〜10,000種以上と推定される。
・例:
- ケイ藻類
- 渦鞭毛藻類
- 珪藻(ダイアトム)
② 動物プランクトン(動物性プランクトン)
・植物プランクトンを食べる。
・イサギやアジなどの魚も、幼魚の時に動物プランクトンを食べて成長。
・種類は約10,000〜50,000種以上と推定。
・例:
- オキアミ
- カイアシ類(コペポーダ)
- クラゲ類の幼生
プランクトンは人体に有害な種類もいる?
基本的にはほとんどのプランクトンは人体に無害です。
ですが一部、**有害プランクトン(HAB:Harmful Algal Bloom)**と呼ばれるものが存在します。
主な有害プランクトンの例
| 種類 | 影響 | 代表例 |
|---|---|---|
| 赤潮プランクトン | 魚の大量死(酸欠・毒素) | シャットネラ、カレニア |
| 毒素産生プランクトン | 貝毒・魚毒の原因 | ディノフィシス、アレキサンドリウム |
| 貝毒を起こすもの | 人が食中毒を起こす | 麻痺性貝毒、下痢性貝毒 |
| シガテラ毒の原因 | 熱帯魚・大型魚に蓄積 | ガンビエルディスクス |
釣り人・魚を食べる人が気をつけたいこと
・通常、釣った魚を食べる分には問題はほとんどありません。
・ただし、赤潮の発生時は注意。
→ 魚が弱っていたり、酸欠になっている場合は避けるのが無難。
・貝類は特に注意が必要
→ 春〜初夏は貝毒注意報が出ることがある。
・南国エリアではシガテラ毒をもつ魚(バラフエダイなど)に注意。
まとめ
・海のプランクトンは数万〜数十万種いる。
・大半は無害で、海の命を支えている。
・ごく一部が赤潮・貝毒・シガテラ毒などの原因になる。
・釣り人は、赤潮時と貝毒注意報を意識すれば大きな心配はない。


