釣行後の竿とリールのメンテナンス、真水だけじゃダメ? 徹底解説!

「釣りが終わったら、とりあえず真水ぶっかけとけばOK!」

そう思っているアングラーの方、結構いるんじゃないでしょうか?

実際に私も昔はそうでした。

でも、本当に真水をかけるだけで十分なのでしょうか? 答えは… 残念ながら、それだけでは不十分な場合が多いです!

今回は、大切な相棒である竿とリールを長持ちさせるための、釣行後の正しいお手入れ方法について、詳しく解説していきます。

真水だけでは落ちない「塩ガミ」と「汚れ」

海水を使った釣りでは、竿やリールに塩分が付着します。

この塩分、実は真水をかけるだけでは完全に洗い流せないことが多いんです。

特にリールの内部やガイドの隙間に入り込んだ塩分は、乾燥すると結晶化して「塩ガミ」を引き起こします。

塩ガミは、リールの回転性能を悪くしたり、最悪の場合、内部パーツの腐食や破損の原因になります。また、竿のガイドに付着した塩分は、ラインを傷つけたり、ガイドリングの劣化を早めたりすることもあります。

さらに、海水だけでなく、泥や砂、エサの残りカスなども竿やリールには付着します。これらも真水だけでは完全に除去しきれないことが多く、放置すると異臭の原因になったり、パーツの固着を引き起こしたりする可能性があります。

正しいお手入れ方法を覚えよう!

では、真水だけでは不十分な場合、どうすれば良いのでしょうか? ここからは、竿とリールの部位ごとのお手入れ方法を詳しく見ていきましょう。


竿のお手入れ

1. 流水で大まかな汚れを洗い流す

まずは、水道のシャワーなどで竿全体に真水をかけ、付着した海水や泥、砂などを洗い流します。この時、ガイドの隙間や継ぎ目にもしっかりと水を当てることを意識してください。

2. 中性洗剤で優しく洗う

バケツに水を張り、中性洗剤(食器用洗剤などでOK)を少量入れて泡立てます。 その泡をスポンジや柔らかい布に含ませ、竿全体を優しく拭き洗いします。特に汚れやすいグリップ周りやガイドの根元は念入りに。

3. 泡をしっかりと洗い流す

洗剤が残らないように、再びシャワーなどで丁寧に洗い流します。洗剤成分が残ると、竿の素材に影響を与えたり、ベタつきの原因になったりすることがあります。

4. 水分を拭き取り、乾燥させる

乾いたタオルやマイクロファイバークロスなどで、竿全体の水分を丁寧に拭き取ります。継ぎ目の内部など、水が残りやすい箇所も忘れずに。その後、風通しの良い場所で陰干しをして、完全に乾燥させます。

5. 定期的にWAXで保護

完全に乾燥したら、カーワックスのようなものを少量塗布し、乾いた布で拭き上げると、撥水効果が復活し、汚れの付着を防ぐことができます。これは必須ではありませんが、より長持ちさせるためのポイントです。


リールのお手入れ

リールは精密機械なので、竿よりもさらに丁寧なケアが必要です。

1. 流水で外側の塩分を洗い流す

スプールを外した状態で、リール全体に真水をかけ、外側に付着した塩分や汚れを洗い流します。

この時、ドラグノブを締め、ドラグ内部に水が入らないように注意してください。

また、直接シャワーを勢いよくぶつけたり、水没させたりするのは絶対にNGです。

2. 濡らした布で拭き取る

濡らして固く絞った柔らかい布で、リール本体やハンドルなどを優しく拭き取ります。

特にスプールエッジやラインローラー周りは、塩分が残りやすいので念入りに。

3. 水分を拭き取り、乾燥させる

乾いたタオルやマイクロファイバークロスなどで、リール全体の水分を丁寧に拭き取ります。

内部に水が入らないように、タオルを押し当てるようにして拭き取ると良いでしょう。

その後、風通しの良い場所で陰干しをし、完全に乾燥させます。

4. 注油・グリスアップ

完全に乾燥したら、リール専用のオイルやグリスを各部に注油・塗布します。

注油する箇所は、取扱説明書を確認するか、メーカーのウェブサイトなどで確認してください。

一般的には、ラインローラー、ハンドルノブ、ベールアームの付け根などが挙げられます。

つけすぎは厳禁です。少量ずつ、必要な場所に塗布しましょう。


まとめ

釣行後の竿とリールのお手入れは、少し手間がかかるように感じるかもしれません。

しかし、これを行うか行わないかで、大切な釣具の寿命は大きく変わってきます。

真水をぶっかけるだけでは、不十分!

この点をしっかりと理解し、今回ご紹介した正しいお手入れ方法を実践することで、あなたの相棒たちは常に最高のパフォーマンスを発揮し、長く釣りの楽しみに貢献してくれるはずです。

さあ、次回の釣行後からは、ぜひ丁寧なメンテナンスを心がけてみてくださいね!

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