夏の夜釣りでよく釣れる大型魚「コロダイ(イサキ科)」。
しかし、「磯臭い」「泥臭い」という理由でリリースされたり、食べ方を知らずに評価されない魚でもあります。
じつは正しい下処理を施せば、コロダイは身が締まり脂ものり、刺身・塩焼き・煮付けと万能な白身魚に変貌します。
今回は、釣り上げたコロダイを最後まで美味しくいただくためのポイントを詳しく解説します。
コロダイってどんな魚?特徴と味の傾向
・最大80cm以上にもなる大型の魚
・夏の夜釣りでよく釣れるターゲット
・身は白く淡泊で弾力があり、火を入れても崩れにくい
・内臓臭や磯臭さが強めの個体が多く、「下処理」が重要
コロダイを美味しく食べるための第一歩は「締め方」
活〆+神経抜きがベスト!
・釣り上げたらすぐ活〆(延髄切り)を行い、神経抜きまでできれば完璧
・血抜きをしっかりすることで、臭みの元を徹底排除
・海水氷で冷却しながら持ち帰ることが味の劣化を防ぐ
✅ 海水氷のメリット:身の収縮を防ぎ、ドリップの流出を抑えるため鮮度保持に最適です。
臭みを消す「ウロコ・内臓処理」と「皮の湯引き」
帰宅後の処理で味が変わる!
・ウロコと内臓は必ずその日のうちに取り除く
・血合いは念入りに水洗い(または塩で揉んで洗い流す)
・皮付きのまま刺身にするなら「湯引き」で臭み軽減+風味アップ
熟成させて旨味を引き出す
コロダイは釣ってすぐより、1〜2日熟成させた方が旨味が増す魚です。
・キッチンペーパー+ラップで包み、チルド保存
・水分が出てきたら紙を取り替える
・3日目までなら刺身、以降は火を通す料理へ
調理別のおすすめレシピ3選
① 刺身(皮霜造り)
・皮を残したまま湯引きして氷締め
・脂がのった腹身はトロのような食感
② 塩焼き
・三枚におろした後、粗塩をふって30分寝かせる
・表面の水気を拭き取り、グリルでじっくり焼く
✅ ポイント:香ばしさと旨味が引き立ち、酒の肴にぴったり!
③ 煮付け
・頭・カマ・骨回りを使うと出汁が出て絶品
・砂糖・醤油・みりん・酒で甘辛く炊くのが定番
食べられる部位が豊富!捨てるところが少ない
・カマ(頬肉)…脂がのっていて特に旨い
・皮…ゼラチン質でコラーゲン豊富
・骨付き切り身…出汁が出て鍋や味噌汁に最適
まとめ:コロダイは「下処理」と「料理の工夫」で高級魚に!
コロダイは処理さえしっかり行えば、クセの少ない上質な白身魚です。
釣り人ならではの特権として、新鮮なコロダイを美味しくいただきましょう。
・活〆+血抜き+海水氷
・ウロコと内臓処理を即日対応
・熟成や湯引きを駆使して刺身でも煮ても◎
釣ったコロダイ、リリースする前に「一度食べてみて」ください!


