養殖の「小割」と「いかだ」ってどう違うの?

「海で魚を養殖している生簀を**小割(こわり)**という」と耳にしたことはありますか?では、**いかだ(筏)**も同じ意味なのでしょうか?

今回は、養殖における「小割」と「いかだ」の違いについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきます!

小割(こわり)とは?

小割とは、海の一部を網などで仕切って、その中で魚を育てる施設のことを指します。イメージとしては、海の中に作った大きな「生簀(いけす)」ですね。

通常、養殖で使われる小割は、四角形や円形の枠に網を張った構造をしています。この枠を海面に浮かべ、海底に固定したり、沖合に係留したりして設置します。魚たちはこの小割の中で、餌を与えられながら成長していきます。

いかだ(筏)とは?

一方、いかだという言葉を聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?一般的には、丸太などを組んで作った水に浮かぶ構造物を指しますよね。

養殖の分野で「いかだ」という場合、多くはカキやワカメなどの養殖に使われる施設を指すことが多いです。海面に浮かべた木材やプラスチック製のフロート(浮き)に、カキの種やワカメの胞子が付着したロープなどを吊り下げて育てます。

小割と「養殖いかだ」は何が違うの?

一番の違いは、育てている対象構造の目的にあります。

  • 小割:主に魚類(タイ、ブリ、マグロなど)を対象とし、魚が逃げ出さないように網で囲まれた「生簀」としての機能が主。
  • いかだ(養殖いかだ):主に貝類(カキなど)や藻類(ワカメ、コンブなど)を対象とし、それらを吊り下げて育てるための「足場」や「浮き」としての機能が主。

もちろん、魚を養殖する小割でも、フロート部分を「いかだ」と表現することもありますが、一般的に養殖業界で「小割」と言えば魚の生簀、「いかだ」と言えばカキやワカメの施設を指すことが多いです。


まとめ

「小割」と「いかだ」は、どちらも海の養殖に使われる施設ですが、それぞれ育てる対象や構造の目的が異なります。

  • 小割魚の養殖に使われる網で囲まれた生簀。
  • いかだカキやワカメなどの養殖に使われる、吊り下げて育てるための浮遊構造物。

これで、もう迷うことはありませんね!海の恵みを育む養殖の世界、少しは身近に感じていただけたでしょうか?

養殖魚を育てる筏、小割の説明。釣太郎

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