海水濃度(=塩分濃度、いわゆる「塩分」や「比重」)が低くなる日は、主に雨が続いた日や河口付近などに起こりやすい状況です。こうした**「薄塩分の海域」や「汽水域」**では、釣れる魚に特徴があります。
以下に、塩分濃度が低い日や場所でよく釣れる魚種をまとめます。
■ 塩分濃度が低くても釣れる代表的な魚
● クロダイ(チヌ)
・汽水域や河口、湾奥が得意。
・雨の後でも比較的活発にエサを探す。
・特に濁りがあると警戒心が薄れ、釣果アップする傾向。
● ボラ
・汽水域や淡水にも順応できる強い魚。
・湾奥や河川に遡上することも。
・塩分濃度が低くても活性が落ちにくい。
● ハゼ(マハゼ)
・汽水~淡水域を行き来する代表的魚種。
・塩分が低い時ほど浅場に集まりやすく、釣りやすくなる。
● スズキ(シーバス)
・もともと河口や汽水を好む。
・雨で塩分が薄くなっても影響は少ない。
・むしろ濁り+塩分低下で活性が上がることも。
● ウナギ
・淡水~汽水を移動する魚。
・大雨後の濁りと塩分低下で動き出す個体も多く、狙い目。
● キビレ
・クロダイに似ているが、より汽水性が強い。
・塩分低下にも耐性があり、都市型湾奥でも釣れる。
■ 塩分濃度が低くなると釣れにくくなる魚
・アオリイカ、アジ、サバ、カマス、グレなど
→ これらは高めの塩分を好むため、雨続きや大潮の満潮時に真水が入り込むような状況では活性が落ちる傾向があります。
■ 雨後・塩分低下時の釣りのコツ
・河口から離れた場所を狙う(外洋寄り)
・水深がある場所(真水が表層に溜まりやすいため、底層の方が塩分が保たれる)を狙う
・汽水域が本拠地の魚種に絞って狙う
■まとめ
塩分濃度が低い日には、
・クロダイ、ハゼ、スズキ、ボラ、キビレ、ウナギなどの汽水~淡水に適応できる魚種が釣れやすくなります。
一方で、回遊魚やイカ類は警戒心が高まり、食い渋りがちです。


