「アカエイって食べられるの?」「あんな大きな魚、どう調理するの?」と驚く人も多いかもしれません。
実はアカエイ(エイの仲間)は、煮付けや唐揚げ、味噌煮などで美味しく食べられる魚です。
特に近年は、スーパーでも切り身で販売される機会が増えており、和歌山県産の「赤えい(えぶた)」など、地元ならではの味として注目されています。
今回はそんな「アカエイ」の味、調理法、注意点まで、釣り人や食通向けに詳しくご紹介します。
【目次】
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アカエイとはどんな魚?
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アカエイの味の特徴
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アカエイの代表的な食べ方・レシピ
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調理の注意点(毒針・アンモニア臭)
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どこで買える?旬と価格の目安
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まとめ:アカエイは煮付けが最高!
1. アカエイとはどんな魚?
アカエイは、軟骨魚類のエイ目エイ科に属する魚で、正式名称は「アカエイ(Dasyatis akajei)」。
・体が平たくて、ヒレが羽のように広がっている
・背中が赤茶色で、尾に鋭い毒針がある
・全長1mを超える個体も珍しくない
その大きさと見た目から、一般家庭ではあまり馴染みがありませんが、関西や九州では昔から食用とされてきました。
和歌山県では「えぶた」と呼ばれ、スーパーでもカットされた状態で販売されることがあります(冒頭の写真がその一例)。
2. アカエイの味の特徴
気になるのはその「味」。
アカエイは以下のような特徴があります。
・身は柔らかくゼラチン質で、煮るととろけるような食感
・軟骨もコリコリと食べられるため、無駄が少ない魚
・味にクセがなく、タレや味噌との相性が抜群
特に煮付けにすると、コラーゲンたっぷりのぷるぷる食感が楽しめ、魚好きの間では「一度食べるとやみつき」と評判です。
3. アカエイの代表的な食べ方・レシピ
● 煮付け(味醂・醤油ベース)
もっともポピュラーでおすすめの調理法。
砂糖・醤油・酒・味醂で煮ると、ゼラチン質の身がとろとろになります。
コツ:一度湯通しして臭みを抜くと、より美味しく仕上がります。
● 味噌煮
関西や九州で好まれるのが「アカエイの味噌煮」。
味噌と生姜で煮ることで、身の旨みと香りが引き立ちます。
特に冬場はご飯にも酒にも合う、滋味深い一品に。
● 唐揚げ
小さめの部位なら、唐揚げも絶品。
表面はカリッと、中はジューシー。子どもにも好まれます。
● 酢味噌和え(茹でてスライス)
茹でたアカエイの身を、冷やして酢味噌で和えるのも伝統的な食べ方です。
コリコリした食感が楽しめ、特に酒の肴におすすめです。
4. 調理の注意点(毒針・アンモニア臭)
アカエイを調理するうえで、いくつかの注意点があります。
● 尾の毒針に注意!
生きたアカエイには、尾の付け根に鋭くて強力な毒針があります。
釣ったり捌いたりする際には、絶対に素手で触らないこと!
市販のカット済み商品には毒針は除かれていますが、釣りで持ち帰る際は危険防止策が必須です。
● アンモニア臭が出やすい
アカエイは死後にアンモニア臭が発生しやすい魚でもあります。
・釣った後はすぐに血抜きと冷却
・家庭で調理する際も、湯引きや霜降り処理を行えば臭みは軽減できます
スーパーなどで販売されている加工品は、臭み対策済みなのでご安心を。
5. どこで買える?旬と価格の目安
アカエイは一般的なスーパーにはあまり並びませんが、関西・四国・九州地方のローカル市場や漁協直売所、産直スーパーでは見かけることがあります。
・旬:春~初夏、または晩秋~冬
・価格:カット品なら100gあたり100円前後と非常にリーズナブル
写真のように、398円で大量に買える場合もあり、コスパの良い魚としても注目されています。
6. まとめ:アカエイは煮付けが最高!
アカエイは見た目こそ珍魚ですが、調理すれば美味しい魚です。
特に煮付けにすると、ぷるぷる食感と優しい味わいが楽しめ、家庭料理としても十分おすすめできます。
アンモニア臭や毒針など、少し注意すべきポイントはありますが、下処理さえ正しく行えば安全で旨い魚。
地元では「赤えい(えぶた)」として親しまれ、今でも根強い人気があります。
「アカエイって美味しいの?」
答えは「はい、とても美味しいです!」
ぜひスーパーなどで見かけた際には、一度お試しを!


