アニサキスによる食中毒は夏場に多く発生する傾向があります。

■ なぜアニサキス食中毒は夏に多いのか?

● 理由①:生魚を食べる機会が増える季節だから

夏は暑さの影響で、さっぱりとした刺身・寿司などを食べる人が増えます。
また、アウトドアや行楽先での**「魚の生食」が急増する時期**でもあります。

→ これにより、アニサキス幼虫を含む魚の摂取機会が増える=感染リスクが上昇します。


● 理由②:魚の鮮度劣化が早く、内臓から身に移動しやすい

アニサキスは魚の内臓(とくに胃・腸)に多く寄生しています。
魚が死ぬと、内臓から筋肉(可食部)へ移動しますが、夏場は気温が高いためこの移動が早く進みます。

→ 漁獲後すぐに内臓処理をしないと、刺身部分にアニサキスが潜り込んでしまうリスクが高まります。


● 理由③:漁獲から販売・調理までの「温度管理」が甘くなりがち

特に家庭や屋外での調理では、クーラーボックスや冷却が不十分になることがあります。
アニサキスは冷凍(-20℃で24時間)か加熱(60℃以上)でしか死滅しないため、生のまま保管していた場合、幼虫は生きたままになります。


■ 注意すべき魚種(アニサキスが多く寄生)

魚種 備考
サバ 非常に多く寄生。しめサバで注意。
アジ 夏場に生食人気が上昇。
イカ 生食で好まれ、アニサキスも多い。
サンマ 秋の魚だが、夏にも冷凍出回り。
カツオ 表層回遊魚でアニサキス寄生例多数。

■ まとめ:アニサキスは「夏が危険な時期」

✅ 夏は魚の生食機会が多く、アニサキス食中毒も増加傾向
✅ 気温上昇により、内臓→身への移動スピードが加速
✅ 鮮度管理や温度管理の油断が事故を招く

危険な寄生虫アニサキスは「夏が危険な時期」釣太郎

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