「食中毒といえば夏でしょ?」
多くの人がそう思っているかもしれません。
しかし実は、春、特に5月にも食中毒が多発しているのをご存じですか?
この記事では、なぜ5月に食中毒が起こりやすいのか、その原因と対策をわかりやすく解説します。
春の行楽やお弁当を楽しむ前に、ぜひご一読ください。
なぜ「5月の春」にも食中毒が多いのか?
■ 理由①:気温が急上昇するから
5月は平均気温が20℃前後まで上がり、日中は夏日(25℃以上)になる日も増えます。
これは細菌が最も繁殖しやすい気温帯(20〜35℃)に突入していることを意味します。
つまり、5月は**見た目は「爽やかな春」でも、菌にとっては「繁殖のベストシーズン」**なのです。
■ 理由②:季節の“油断”がリスクを招く
春はまだ「暑くない」と感じている人が多く、食材の扱いや保存が夏ほど徹底されない傾向があります。
・お弁当を保冷せずに持ち歩く
・調理後の料理を長時間放置
・カレーや煮物を常温のまま一晩置く
このような**「春だから大丈夫」という油断が、実は最も危険**なのです。
■ 理由③:行楽・アウトドアで弁当や作り置きが増える
5月といえばゴールデンウィーク、ピクニック、運動会、お花見、遠足など、外出先での食事機会が一気に増える時期です。
・前日に作ったお弁当
・車内や公園に置いたままの食材
・BBQ後の残り物の放置
こうした状況では、菌が繁殖しやすく、しかも気付きにくいのが特徴です。
特に注意したい5月の「食中毒菌」
| 原因菌 | 特徴 | よくある原因食品 |
|---|---|---|
| 黄色ブドウ球菌 | 手指の傷などから混入し、毒素を作る | おにぎり、サンドイッチ、調理パン |
| ウェルシュ菌 | 大量調理後の常温放置で増殖 | カレー、煮物、スープ |
| サルモネラ菌 | 生卵・鶏肉由来、加熱不足で感染 | 生卵、タルタルソース、自家製マヨネーズ |
春の食中毒を防ぐ「5つのポイント」
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作り置きは冷蔵保存を徹底(4℃以下が理想)
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お弁当は必ず保冷剤やクーラーバッグで携帯
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手洗いと調理器具の消毒をこまめに
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おにぎりは素手で握らずラップか手袋で
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再加熱できる料理はしっかり加熱(中心温度75℃1分以上)
まとめ:春=安全は大間違い!5月こそ「食中毒の盲点」に注意しよう
✅ 5月は気温的に細菌が最も活性化する始まりの時期
✅ 暖かさに対する“油断”が食中毒を招く
✅ 行楽シーズン特有の「作り置き・持ち運び」がリスクを上げる
✅ 黄色ブドウ球菌やウェルシュ菌に特に注意!
✅ 夏と同じレベルでの「冷却・保存・手洗い」が5月から必要!


