・砂浜は、ただのレジャー空間ではありません。
・実は、数百年から数千年という気の遠くなるような年月をかけて形成された、地球の歴史そのものです。
・砂浜は、山から運ばれた岩石や鉱物が風化・浸食を受け、川によって細かく砕かれて運ばれた結果、海岸に堆積してできあがります。
・この過程には、地形・気候・潮の流れなどが複雑に関わっており、一朝一夕では成立しません。
・つまり、いま私たちが何気なく歩くその砂は、長い時間をかけて自然が生み出した奇跡の結晶なのです。
砂浜は「海に対する最前線の守り」
・砂浜には、海にとっても極めて重要な働きがあります。
・特に大きな役割のひとつが「波の力を吸収・分散すること」です。
・台風や高波が襲ってきた際、砂浜があることで波のエネルギーが緩和され、背後の人家や施設が守られます。
・これを「天然の防波堤」とも言います。
・また、海水の流れを穏やかに保つことで、沿岸の浸食を抑え、生態系も安定させる役割を担っています。
・ウミガメの産卵場としても重要な意味を持ち、豊かな海の命を育む場でもあります。
砂浜が失われるとどうなる?
・近年では護岸工事や海岸開発によって、自然の砂浜が減少しつつあります。
・一度失われた砂浜は、再び自然の力で戻ることはほとんどありません。
・砂浜の減少は、海岸線の後退や高潮の被害拡大、生物多様性の喪失にもつながります。
・人間の安全・漁業資源・観光資源、すべてに影響を与える深刻な問題です。
釣り人にも知ってほしい、砂浜の価値
・サーフ釣りや投げ釣りを楽しむ釣り人にとっても、砂浜はまさに舞台そのもの。
・しかし、その“舞台”が何千年もかけて築かれたことを知れば、もっと大切に思えるはずです。
・砂浜を歩くとき、そこに落ちている貝殻や小石も、地球の営みの一部。
・自然に敬意を持って釣りを楽しむことが、未来の海を守る第一歩になります。
まとめ
・砂浜は、海と陸の間で“命”と“安全”を守り続ける、かけがえのない存在です。
・数千年の時を経て築かれた砂浜を、私たちは「今」使わせてもらっているにすぎません。
・自然に学び、自然と共に生きる。
・釣りを通して、そんな海とのつながりを感じてみてください。


