・「今日は活アジが手に入らなかった…」
そんな日でもアオリイカ釣りを諦める必要はありません。
・実は冷凍アジでもアオリイカは釣れます。
コツを押さえれば、活アジに匹敵する釣果を上げることも可能です。
■ 冷凍アジを使うメリット
・コストが安い(1匹100円以下で買えることも)
・保存がきく(釣行前日に買って冷凍庫へ)
・サイズを選べる(10cm前後のベストサイズを常備可能)
・予備が効く(活アジが弱った時の“控え選手”としても◎)
■ 釣れる冷凍アジの選び方
・目が白く濁っていないもの
・体が曲がっていない(まっすぐな状態)
・鱗があまり剥がれていないもの
・冷凍焼けしていないこと(皮がカサついていない)
■ 冷凍アジで釣るコツ
① 自然な「動き」を演出せよ
・冷凍アジは泳がないため、“操作で命を吹き込む”のがカギ。
・竿を小刻みに動かして「漂う」「沈む」「浮く」などのナチュラルアクションをつけましょう。
・特に重要なのが、テンションの緩急。
ゆっくり沈め、少し浮かせ、また止める。この変化がアオリイカのスイッチを入れます。
② 仕掛けは「ヤエン対応ウキ釣り」or「半固定仕掛け」がおすすめ
・ウキを使えばアタリが取りやすく、冷凍アジでも効率良くアピールできます。
・ヤエン投入のタイミングもわかりやすくなります。
③ アジの固定方法に注意
・尻尾にハリを打つだけではアピール力不足。
・お腹にワイヤーや針金を入れて膨らませることで、腹部の白さ=イカへの視認性を高められます。
・また、アジを真っすぐに刺すことで自然に沈みます。
不自然に回転しないように注意。
④ 釣り場は「潮通しの良い」ポイントを
・活アジと違い、自力でイカを呼ぶ力が弱いため、潮の流れを使ってアピール範囲を広げるのが大切です。
・堤防先端、地磯の張り出しなど、潮がヨレる場所がおすすめ。
■ 注意点:解凍方法にもひと工夫
・冷凍アジは「半解凍状態で使う」のがベスト。
・完全解凍すると身が崩れやすくなり、キャスト時にちぎれることも。
・釣り場に着いてから、海水に10分程度浸けて解凍するのがおすすめです。
■ 冷凍アジでも3キロアップは夢じゃない!
・実際、冷凍アジで2キロ超えを連発しているヤエン師も多数。
・最初の1杯を釣れば、「これは使える!」と実感できます。
・活アジが手に入らなかったときの**“奥の手”として冷凍アジ**、
ぜひレパートリーに加えてみてください。