◆ ボラの臭み取りとおすすめ調理法
・ボラが臭う原因
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河口や港湾など、生活排水のある汽水域にいる個体が多く、
臓器に悪臭成分(アンモニア系)が蓄積されやすいです。 -
表皮にも独特の泥臭がつくことがあります。
【下処理のコツ】
✅ 釣ってすぐ血抜き
・エラの根元と尾を切って、海水につけながら血抜きします。
・泥場のボラは胃の内容物も独特なので、早めに内臓を抜くこと。
✅ 皮は絶対に引く
・皮に強い臭みがあるので、刺身や焼き物にするなら必ず皮を引く。
・ウロコを取るときに、表皮が裂けやすいので丁寧に。
✅ 柵取りしてから塩で脱水
・半身にして塩を振り、30分〜1時間冷蔵庫で寝かせて脱水 → 水分を拭く。
・このとき、レモン汁や酢を軽くまぶしておくとさらに◎。
【おすすめ料理】
🔸 ボラの昆布締め(刺身用)
・脱水後、昆布で挟んで半日〜1日。
・臭みが消え、旨味が倍増します。
🔸 ボラの揚げ出し
・酒・みりん・しょうゆベースの出汁で臭みがマスキングされる。
・野菜と一緒に片栗粉をまぶして揚げて、熱い出汁をかける。
🔸 なめろう or つみれ鍋
・刻みネギ、生姜、味噌をたっぷり混ぜて臭みを打ち消す。
・鍋ならさらに臭みが煮出される。
◆ チヌ(クロダイ)の臭み取りとおすすめ調理法
・チヌが臭う原因
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ボラと同じく、汽水域や泥場を好む個体に臭みがある。
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特に夏場のチヌは「磯臭」「生臭さ」が出やすい。
【下処理のコツ】
✅ 釣ってすぐ血抜き&神経締め
・チヌは血が臭いので、しっかり血抜き+できれば神経締めを。
✅ 内臓とエラをすぐ除去
・胃の中身が臭みの原因なので、釣り場で腹出ししておくとベスト。
✅ 塩締め・酢洗いが有効
・刺身にするなら、軽く塩締めしてから酢洗いすることで臭み激減。
・酢じめ(酢〆)にしても美味。
【おすすめ料理】
🔸 チヌの塩焼き(香草・柚子・山椒など)
・香りでマスキングしつつ、皮目をしっかり焼いて臭みを飛ばす。
🔸 チヌの味噌漬け or 西京焼き
・漬け床の味噌が臭みを包み、旨味もアップ。
🔸 チヌの煮付け(生姜多め)
・煮ることで生臭さが飛び、生姜・酒・砂糖の甘辛味で臭みを感じさせません。
🔸 チヌのカルパッチョ
・臭みの少ない冬のチヌなら、酢やオリーブオイルでフレッシュに。
🎣まとめ
| 魚種 | 臭みの主因 | 有効な処理法 | 向いている料理 |
|---|---|---|---|
| ボラ | 皮と内臓の泥臭さ | 血抜き、皮引き、塩締め | 昆布締め、揚げ出し、なめろう |
| チヌ | 血・胃内容物の臭さ | 血抜き、神経締め、酢洗い | 塩焼き、煮付け、味噌漬け |
調理の工夫で“臭い魚”は“旨い魚”に変わります。
ChatGPT:
🐟【ボラの揚げ出し風レシピ】
臭みを抑えて、出汁の香りで旨さ倍増!
材料(2人前)
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ボラの切り身(皮を引いて中骨を取ったもの)… 2枚
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塩 … 小さじ1
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酒 … 大さじ1
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片栗粉 … 適量
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揚げ油 … 適量
【出汁】
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水 … 200ml
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だしの素 … 小さじ1
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醤油 … 大さじ1
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みりん … 大さじ1
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酒 … 大さじ1
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おろし生姜 … 小さじ1
【トッピング】
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大根おろし … 適量
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青ねぎやミョウガ … お好みで
手順
① ボラは三枚おろしにして皮を引く。塩を振って30分ほど置いたら、酒をふりかけ、キッチンペーパーで水分をふき取る。
② 片栗粉をまぶし、180℃の油でカリッと揚げる。
③ 鍋に出汁の材料をすべて入れて一煮立ちさせる。
④ 器にボラを盛り、温かい出汁を注ぐ。
⑤ 大根おろしや薬味をのせて完成。
👉 ポイント
皮を完全に引き、塩+酒でしっかり脱水すれば、泥臭さが大幅に軽減されます。
🐟【チヌの西京焼き風レシピ】
甘味と香りで磯臭をカバーし、旨味を引き出します。
材料(2人前)
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チヌの切り身(皮付きでも可)… 2枚
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白味噌 … 50g
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みりん … 大さじ1
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酒 … 大さじ1
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砂糖 … 小さじ1
手順
① チヌは釣ってすぐ血抜き、できれば神経締め。帰宅後すぐに内臓とエラを取り除く。
② キッチンペーパーで水分をふき取り、軽く塩を振って15分。出た水分をもう一度ふき取る。
③ 味噌、みりん、酒、砂糖を混ぜた漬け床に半日〜1日漬ける。
④ 味噌を軽くぬぐい、魚焼きグリルまたはオーブントースターで中火でじっくり焼く。
⑤ 表面が香ばしく焼けたら完成。
👉 ポイント
夏のチヌは特に臭みが出やすいので、味噌や酒での漬け込みが効果的。
焼くときは焦がさずじっくり火を通すのがコツです。

