アオリイカを釣った時と、実際に家で計量した時の重さが違うという経験をした釣り人は少なくありません。
この現象には、いくつかの「落とし穴」が存在します。
重さの変化の主な要因
- 水分量の変化:
- アオリイカは非常に水分を多く含んだ生き物です。釣った後、時間が経過するとともに水分が蒸発し、その分だけ重量が減少します。特に、気温が高い日や乾燥した場所では、この現象が顕著に現れます。
- 冷凍保存した場合、解凍の過程で「ドリップ」と呼ばれる水分と旨味成分の流出が発生し、重量が減少するだけでなく、味にも影響が出ます。
- 墨や内臓の排出:
- アオリイカは、捕獲されると墨を吐き出すことがあります。また、時間が経過すると内臓の内容物が排出されることもあり、これらの排出物によって重量が減少することがあります。
- 計量方法の違い:
- 釣り場で使用する計量器と、家庭で使用する計量器の精度に差がある場合、計測結果に誤差が生じることがあります。
- 個体差:
- 同じサイズのアオリイカでも、個体によって水分量や内臓の大きさが異なるため、重量に差が出ることがあります。
対策と注意点
- クーラーボックスでの保管:
- 釣ったアオリイカは、クーラーボックスに海水と一緒に入れて保管することで、水分の蒸発を抑え、重量減少を最小限に抑えられます。
- 適切な冷凍保存:
- 冷凍保存する場合は、アオリイカをキッチンペーパーなどで包み、密閉できる袋に入れて冷凍することで、ドリップによる重量減少と味の劣化を抑えられます。
- 正確な計量:
- 可能な限り精度の高い計量器を使用し、正確な重量を計測しましょう。
- 早めの処理:
- 釣ったアオリイカは、できるだけ早く処理することで、鮮度と重量を維持することができます。
これらの点に注意することで、釣ったアオリイカの重量変化を最小限に抑え、美味しくいただくことができます。


