アオリイカは基本的に沖の深場で生活していることが多い生き物です。
とくに大きく育った「親イカ」ほど警戒心も強く、普段は人の仕掛けが届かないような場所にいることも。
しかし、**春になると産卵のために浅場に移動(=接岸)**してきます。
このタイミングで、ようやく陸から釣れる範囲に入ってくるのです。
つまり──
「接岸してくれなければ、そもそも釣り人の獲物にならない」
というのは、まさにその通りなんです。
■ 釣れる=接岸してきた証拠
実際、春に大型アオリイカが釣れるということは、それだけ
・近くに産卵床がある
・ペア形成している個体がいる
・沖から岸際へ積極的に動いている
という状態を意味しています。
だからこそ、
・海藻(アマモやホンダワラ)が豊富
・入り江やワンドなど波の静かな場所
・水温が安定しやすい湾内や漁港
といった**“産卵適地”に接岸する=釣りのチャンスが生まれる**という図式になります。
■ 補足:秋の新子と春の親イカの違い
秋に釣れるアオリイカ(いわゆる“新子”)は、夏に生まれてまだ若い個体。
こちらはもともと浅場にいる時間が長いため、接岸というより「最初から近場にいる」存在です。
一方、春に釣れる大型の親イカは、普段は沖にいて春だけ近づいてくるレアチャンス。
だからこそ、春イカ狙いは一発大物狙いとも言われるんですね。
■ まとめ:春のアオリイカ釣りは「接岸」を読んでナンボ!
釣果を上げるには、「いつ」「どこに」産卵で接岸してくるかを見極めることが大事。
これはまさに自然との読み合いであり、春のアオリイカ釣りの醍醐味です。
「今日は接岸してるか?」
「この海藻帯はそろそろ来るか?」
そんな想像をしながらの釣行こそ、釣りの楽しさですね。


