アオリイカは、秋になると浅場でよく釣れますが、成長した大型の個体(親イカ)は基本的に
沖の深場で生活しているのが特徴です。
ここでは、その“深場”とはどんな場所なのか、なぜそこにいるのかを釣り人目線で具体的に解説します。
■ 「深場」とはどれくらいの水深?
一般的に、
・水深15〜40m前後の岩礁帯や砂泥混じりのエリア
・日中はさらに深く、50m以上のボトム付近に沈んでいることも
というデータがあります。
特に南紀や伊豆のような急深の地形では、数十メートル沖に出ただけで一気に水深20〜30mという
場所があり、こういったエリアが「親イカの待機場所」になります。
■ 沖の深場にいる理由は?
① 天敵が少なく、身を隠しやすい
→ 岩陰や起伏のあるボトムでじっとしていることが多く、日中は特に静かに潜んでいる傾向があります。
② 水温が安定している
→ 表層と違って急激な温度変化が起きにくく、冬場や海が荒れたときの“避難所”として機能しています。
③ 捕食対象(アジ・イワシ・ベラなど)が通る回遊ルート
→ アオリイカは動き回るよりも、「待ち伏せ型」の捕食者です。
ベイトが通る深場のかけ上がり(ブレイク)や瀬の上で待っていることが多いです。
■ 沖の親イカが浅場に上がる“タイミング”とは?
・春(3月〜6月)の産卵時期:産卵床を求めて浅場(3〜10m)に接岸
・夜間〜朝夕マヅメ:暗くなって警戒心が緩み、エサを求めて接岸
・ベイト(アジなど)が岸寄りしているとき:それを追って一時的に入ってくることも
つまり、普段は深場だが、“目的があるときだけ浅場に来る”のが親イカの行動パターンなんです。
■ 釣り人向けアドバイス:深場=沖磯・ボート・地磯の下などを意識
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地磯釣りなら、**足元から急深な場所(かけ下がり)**が狙い目
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ヤエンやウキ釣りなら、アジが自然に沖へ泳ぐのを利用して深場へ誘導
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ボート・カヤックなら、水深20〜40mの岩礁帯でスローフォールのエギを使用
■ まとめ:「親イカは沖の深場にいる」は釣果を上げるための基本知識!
アオリイカ=浅場にいる、と思いがちですが、
実は大型になるほど**“深場がホーム”**という事実を知っておくと、
・どんな場所を選ぶべきか
・どんな時間帯に釣行すべきか
が見えてきます。
つまり、深場から浅場に「上がってくる瞬間」を狙えるかどうかが、春イカ攻略のカギです。


