釣りをしていると、思わぬ外道として釣れてしまうゴンズイ(学名:Plotosus japonicus)。
一見、ナマズのような見た目ですが、実は強力な毒を持つ危険な魚です。
特に背ビレと胸ビレのトゲには強い毒があり、刺されると激痛が走るため、扱いには十分注意が必要です。
【ゴンズイのトゲはなぜ硬く、なぜ毒があるのか?】
① ゴンズイのトゲが硬い理由
ゴンズイの背ビレと胸ビレには、鋭くて硬い棘条(きょくじょう)が発達しています。
このトゲは**骨質化(硬化)**しており、普通の魚のヒレよりも強靭です。
主な理由は、外敵から身を守るための防御手段として進化したためです。
特に海底付近で生活するゴンズイは、他の肉食魚に襲われることが多いため、トゲを硬く鋭く
進化させることで生存率を高めてきたと考えられます。
② なぜ毒があるのか?
ゴンズイのトゲには、毒腺(どくせん)があり、刺されると毒が注入されます。
この毒にはタンパク質分解酵素や神経毒が含まれており、刺されると以下のような症状が現れます。
- 激痛(電気が走るような痛み)
- 腫れや炎症
- ひどい場合はしびれや発熱
これは、敵に襲われた際に相手を攻撃し、逃げる時間を稼ぐための防御機能として進化したものです。
ゴンズイは群れで行動することが多く、一匹が襲われても仲間が逃げられるように、強い痛みを
与える毒を持つようになったと考えられます。
【釣り人がゴンズイを釣ったときの対策】
ゴンズイは特に夜釣りや底釣りでエサに食いつくことが多く、不意に釣れてしまうことがあります。
釣り上げたときは、絶対に素手で触らないこと!
安全な処理方法
✔ フィッシュグリップやプライヤーを使う
✔ トゲに触れないように針を外す
✔ どうしても触る必要がある場合は厚手のグローブを着用
✔ リリースする場合は、長いピンセットやハサミを使う
※誤って刺されると激痛が走るため、慎重に扱いましょう!
【もし刺されてしまったら?応急処置】
① すぐに毒を抜く!
- トゲが刺さったら、すぐに傷口をつまんで毒を絞り出す
② 温める(40〜45℃のお湯に浸ける)
- ゴンズイの毒はタンパク質毒のため、熱に弱い
- お湯につけることで痛みを和らげることが可能
③ 病院で診察を受ける
- 強い痛みや腫れが続く場合は、すぐに病院へ!
- アレルギー反応が出ることもあるので注意
【まとめ】ゴンズイのトゲは釣り人の大敵!
✅ トゲは硬く鋭い!進化の結果、防御手段として発達
✅ 毒は強力!刺されると激痛・腫れ・炎症のリスク
✅ 釣れたら素手で触らず、フィッシュグリップやプライヤーを活用
✅ 刺されたらすぐに毒を抜き、温めて対処!
ゴンズイは、見た目こそ地味ですが、釣り人にとっては要注意の魚です。
夜釣りや底釣りをする際は、くれぐれも注意しましょう!
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