【アオリイカが産卵しやすい環境とは?】 釣り人が狙うべき産卵ポイントと攻略法

■ アオリイカはどんな環境で産卵する?

アオリイカ(アオリイカ属:Sepioteuthis lessoniana)は、春(3月~6月)と秋(9月~11月)に産卵を行うことが多く、特に春は大型の個体が産卵のために接岸します。
この時期にアオリイカが産卵しやすい環境を知っておくことで、釣果アップにつなげることができます。

産卵場所となるのは、イカが卵を産み付けやすい構造を持ち、外敵に襲われにくい環境が整った場所です。
では、具体的にどのようなポイントが狙い目なのか、詳しく解説します。


■ アオリイカが産卵しやすい環境の条件

① 海藻が豊富なエリア(藻場)

・アオリイカは海藻(ホンダワラ、アマモなど)に卵を産み付ける習性がある。
・海藻が多い場所は産卵場になりやすく、メスが集まり、それを狙うオスも寄る
水深2~10mの藻場は特に好ポイント。

② 潮通しが良いが流れが緩やかなエリア

・アオリイカの卵は酸素を必要とするため、水流が適度にある環境がベスト
・ただし、潮が速すぎると卵が流されるため、適度な流れのある湾内や岬の影が狙い目
・潮の流れが緩やかなタイミングでヤエン釣りやウキ釣りが有効

③ 岩礁帯やゴロタ場の近く

・**岩礁帯やゴロタ場(小石が転がる海底)**は、産卵に適した海藻が生えやすい。
・また、エサとなる小魚や甲殻類が多く、大型アオリイカが集まりやすい
・エギングでは、ボトムを意識して攻めると高確率でヒットする。

④ 港内の障害物周辺(漁港や防波堤の奥)

・漁港の奥やロープ・テトラポッド・沈船・係留ブイ周辺も産卵場になることがある。
・特に、常夜灯のあるエリアでは夜間に産卵行動が活発化する
・夜釣りでは、ウキ釣りやヤエン釣りでじっくり狙うと効果的

⑤ 水温が適温(16~22℃)のエリア

・アオリイカの産卵活動は水温16℃以上で活発化し、20℃前後が最適
・急な冷え込みや水温の変化が少ないエリアが狙い目。
日中は浅場、夜間はやや深場を狙うのがポイント


■ 産卵期に釣果を伸ばすための攻略法

◎ ウキ釣りでの狙い方

・産卵場に集まるメスを狙うオスがヒットしやすい
潮の流れに乗せてアジを泳がせ、広範囲を探るのがポイント。
・タナは3~7mを目安に、その日の状況に合わせて調整。

◎ ヤエン釣りでの狙い方

・大型のアオリイカは、アジをしっかり抱いてから産卵場へ移動する習性がある。
アタリが出ても焦らず、じっくり待つことでバラシを防ぐ
・産卵場の近くでは、**ヤエンの滑りを良くする工夫(ワイヤーヤエンやシモリ玉の活用)**が有効。

◎ エギングでの狙い方

・産卵場付近では、ボトムをしっかり攻めることが重要
3.5号以上の大型エギを使用し、大きなダートよりもスローなフォールでアピール
・特に、朝マズメ・夕マズメは回遊してくる個体が狙いやすいため、エギングのチャンス。


■ 産卵場を狙う際の注意点

① 産卵後の個体はリリースを検討する

・産卵を終えた個体は体力を消耗し、死にやすい。
・資源保護の観点からも、釣れた個体が小さい場合や抱卵中のメスはリリースするのが理想

② 卵を直接傷つけないようにする

・産卵場では、すでに産み付けられた卵が岩や海藻についていることがある
・ダイバーや釣り人による卵の損傷を防ぐため、無闇に引っ掛けないようにする。


■ まとめ:アオリイカの産卵環境と釣りのポイント

アオリイカは、藻場や岩礁帯、潮通しの良いエリアで産卵する傾向がある。
産卵場では、産卵前のメスを狙うオスが活性化するため、大型個体が釣れやすい

・ウキ釣りでは潮に流して広範囲を探る
・ヤエン釣りでは焦らず待ち、慎重に掛ける
・エギングではボトムを意識し、スローな誘いを行う

春や秋の産卵期に向けて、アオリイカの産卵環境を理解し、釣果を伸ばしていきましょう!

アオリイカの産卵環境と釣りのポイント説明。釣太郎

タイトルとURLをコピーしました