バナナがすぐに腐ってしまうのは、バナナが持つ特性と、流通の過程が大きく関係しています。
バナナが腐りやすい理由
- エチレンガスの影響:
- バナナは、熟成を促進する植物ホルモンである「エチレンガス」を自ら生成します。
- このエチレンガスが、熟成を促進する一方で、過剰になると腐敗を早めてしまいます。
- バナナは収穫後もエチレンガスを発生し続けるため、熟成が進みやすく、結果として腐りやすいのです。
- 熱帯の果物であること:
- バナナは熱帯の果物であり、低温に弱い性質を持っています。
- 日本の一般的な冷蔵庫の温度では、低温障害を起こし、皮が黒ずんでしまうことがあります。
- また、高温多湿な環境も腐敗を促進する要因となります。
- 熟成のスピード:
- バナナは比較的熟成が早い果物です。
- 一度熟してしまうと、そこから腐敗が始まるまでの時間が短いという特徴があります。
バナナの流通について
- 収穫から店頭まで:
- バナナは、熟す前の青い状態で収穫されます。
- 収穫後、船で日本まで輸送されます。この輸送期間は、産地によって異なりますが、数日から2週間程度かかることがあります。
- 日本に到着後、温度と湿度を管理した「ムロ」と呼ばれる施設でエチレンガスを人工的に与え、熟成させます。
- 熟成後、店頭に並びます。
- ですので、青いバナナが店頭に並ぶことは基本的にありません。
- 青いバナナでの輸送:
- バナナは、熟した状態で輸送すると腐敗してしまうため、青い状態で輸送されます。
- このことにより、日本に到着してから、熟成度合いを調整することが可能になります。
バナナの保存方法
- 適切な温度管理:
- バナナの保存に適した温度は、14℃~20℃程度です。
- 冷蔵庫に入れる場合は、野菜室に入れ、黒ずみを防ぐために1本ずつ新聞紙やラップで包むと良いでしょう。
- エチレンガスの影響を抑える:
- バナナを房から1本ずつに分けて保存すると、エチレンガスの影響を軽減できます。
- また、バナナ専用の保存袋なども販売されています。
- 熟度による保存方法:
- まだ青いバナナは、常温で追熟させます。
- 熟したバナナは、上記の方法で保存し、早めに食べきるようにしましょう。
これらの情報を参考に、バナナを美味しく楽しんでください。


