「ダイナンウミヘビが釣れた…これは一体何の魚?」
南紀地方や日本各地の海釣りで、時折 ダイナンウミヘビ(大南海蛇) が釣れることがあります。
見た目はウナギやアナゴに似ていますが、実は ウミヘビの仲間ではなく、ウミヘビ科の魚 です!
この記事では、ダイナンウミヘビの 生態・特徴・釣れる理由・食べ方 まで詳しく解説します。
【1】ダイナンウミヘビとは?基本情報
✅ ダイナンウミヘビの分類
- 学名:Ophichthus remiger
- 分類:ウナギ目ウミヘビ科
- 別名:リュウグウウミヘビ、クロヘビ(地域による呼称)
✅ ダイナンウミヘビの見た目の特徴
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 体型 | 細長いヘビのような体型(全長1m以上も) |
| 体色 | 灰色〜黒っぽい体色で、ウナギよりも暗め |
| 頭部 | 先端が尖った特徴的な顔つき |
| ヒレ | 胸ビレは小さく、背ビレ・尻ビレが一体化 |
| 歯 | 鋭い歯が並び、小魚や甲殻類を捕食する |
【2】ダイナンウミヘビが釣れる理由
① 海底に潜む夜行性のフィッシュイーター
・ダイナンウミヘビは 夜行性の魚 で、日中は砂泥底に潜り、夜になると活動します。
・釣りで狙う アナゴ・マゴチ・ヒラメ などと同じように、夜間にエサを捕食しに出てくるため、
偶然釣れることがあります。
② エサ釣りの外道(エサを丸呑みしやすい)
・主に イワシ・アジ・サバ・甲殻類 などを捕食するため、エサ釣りの対象魚とエサが被りやすい。
・特に ブッコミ釣り・投げ釣り・泳がせ釣り でアナゴやマゴチを狙っていると、
ダイナンウミヘビが掛かることがある。
③ 南紀地方の温暖な海域にも生息
・ダイナンウミヘビは温暖な海を好むため、黒潮の影響を受ける南紀地方 にも多く生息。
・特に 砂泥底が広がる湾内や港の外側の深場 にいることが多い。
✅ 釣れることが多いシチュエーション
- 夜間の ブッコミ釣り(アナゴ狙い)
- 泳がせ釣り でアジを使っている時
- 水深がある 砂泥底エリア での釣り
【3】ダイナンウミヘビの食べ方(意外と美味しい?)
「ヘビみたいで気持ち悪い…」と思うかもしれませんが、実はダイナンウミヘビは美味しい白身魚 です!
✅ 食味の特徴
- 白身でクセがなく、アナゴやウナギに似ている
- 皮はやや硬いが、焼き物・煮付けにすると食べやすい
- 泥抜きは不要(ウナギほど泥臭くない)
✅ おすすめの調理法
| 料理方法 | ポイント |
|---|---|
| 蒲焼き | 皮目をパリッと焼くと、ウナギ風の味わいに! |
| 天ぷら・フライ | 骨が多いので、開いて揚げると食べやすい |
| 煮付け | アナゴの煮付けに近い食感と味 |
| 味噌汁 | 切り身を入れると、ダシがよく出る |
✅ 注意点:骨が多いため、三枚おろしより「開き」にするのがコツ!
【4】ダイナンウミヘビの釣りでの対策と注意点
① 噛まれないように注意!(歯が鋭い)
・ダイナンウミヘビは 鋭い歯を持ち、噛みつくことがある ため、素手で掴まないこと。
・釣れたら フィッシュグリップ で固定し、ペンチで針を外すのが安全。
② 仕掛けを切られることがある
・歯が鋭いので、ハリスが細いと ラインブレイク することがある。
・オオモンハタやヒラメ狙いで フロロカーボン3号以下の仕掛け だと切られる可能性大。
③ 釣れたら持ち帰るか、リリースするか判断
・外道として釣れることが多いが、食べる価値は十分にある。
・捌くのが面倒なら、海に優しく 丁寧にリリース しよう。
【5】まとめ:ダイナンウミヘビは驚きの魚だけど意外と美味しい!
✅ ダイナンウミヘビの特徴まとめ
- 見た目はヘビっぽいが、れっきとした魚(ウナギ目)
- 夜行性で、エサ釣り(ブッコミ釣り・泳がせ釣り)で外道として釣れる
- 南紀地方などの温暖な海域でよく見られる
- 食べると白身で美味しく、蒲焼き・天ぷら・煮付けに向く
- 歯が鋭いので、取り扱いには注意!
「釣れてしまったけど、どうしよう?」と迷ったら、意外と美味しい魚なので試しに食べてみるのもアリ!
ただし、針外しの際は 噛まれないよう十分注意 しましょう!


