アジの干物(開き)には真アジと丸アジの2種類がありますが、圧倒的に普及しているのはマアジ。

真アジ(マアジ)が普及している理由

  1. 味が淡白で旨味が強い
    ・クセが少なく、日本人の好みに合った味。
    ・干物にすると程よい脂のりと旨味のバランスが良く、万人受けする。

  2. 漁獲量が多く、流通量が豊富
    ・日本各地で漁獲され、全国的に安定供給されている。
    ・干物用として加工しやすいサイズの個体が多い。

  3. 旅館・居酒屋・家庭での定番
    ・朝食の定番メニューとして、多くの旅館やホテルで提供される。
    ・居酒屋でも炭火焼きでよく提供され、人気が高い。

丸アジ(マルアジ)の特徴と人気度

  1. 脂のりが良いが、ややクセがある
    ・マルアジは脂が多く、ジューシーな味わい。
    ・その分、青魚特有の風味が強めで、好みが分かれる。

  2. 地域によっては好まれる
    ・特に関西や九州ではマルアジの干物も人気がある。
    ・脂ののったマルアジを好む人には、マアジよりも高評価。

  3. 流通量が少なめ
    ・マルアジは主に外洋性の回遊魚で、沿岸漁業ではあまり獲れない。
    ・干物用に加工される機会が少なく、市場にあまり出回らない。

結論

全国的に見ると、干物としての普及率・人気は真アジ(マアジ)が圧倒的に上。

・ただし、脂のりを重視する人や、特定の地域ではマルアジの干物も一定の人気がある。

一般のスーパーや旅館・居酒屋で提供されるのはほとんどが真アジ(マアジ)なので、

干物のイメージとして定着しているのはマアジと言えます。

アジの干物(開き)、真アジ(マアジ)が普及している理由。釣太郎

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