和食に欠かせない**「出汁」**は、料理の味を決める重要な要素。
特に、魚を使った出汁は、奥深い旨味と香りを生み出します。
しかし、どんな魚でも出汁に向いているわけではなく、「油分が少なく、水分が適度にある魚」
が適していることがポイントです。
本記事では、出汁に使われる代表的な魚の種類と、その特徴(油分・水分のバランス)
を詳しく解説します!
✅ 出汁に使われる魚の種類と特徴
1. カツオ(鰹)【かつお節】
✔ 特徴:油分が少なく、旨味成分(イノシン酸)が豊富
✔ 水分:多い(乾燥させることで旨味が凝縮)
✔ 油分:少ない(保存性が高まる)
▶ 出汁の特徴
・香りが強く、しっかりしたコクのある味わい
・和食の基本「かつお出汁」として、味噌汁や蕎麦つゆに最適
▶ 使われる料理
・味噌汁、そばつゆ、うどんつゆ、煮物
2. サバ(鯖)【さば節】
✔ 特徴:カツオよりもコクがあり、濃厚な風味
✔ 水分:やや多め(乾燥させると旨味が凝縮)
✔ 油分:やや多い(カツオより脂っぽさが出る)
▶ 出汁の特徴
・濃厚な旨味と甘みのあるコクが特徴
・かつお節とブレンドすることで、バランスの良い出汁に
▶ 使われる料理
・ラーメンスープ、おでん、煮物、うどん
3. ウルメイワシ(潤目鰯)【うるめ節】
✔ 特徴:甘みが強く、上品な風味
✔ 水分:多い(乾燥工程で旨味が凝縮)
✔ 油分:少ない(出汁が濁りにくい)
▶ 出汁の特徴
・カツオやサバよりもまろやかで甘みのある風味
・クセが少なく、澄んだ出汁が取れる
▶ 使われる料理
・吸い物、うどん、鍋物
4. イワシ(鰯)【煮干し(にぼし)】
✔ 特徴:魚の香りが強く、濃厚な出汁が取れる
✔ 水分:やや多め(乾燥で水分を飛ばして保存性を高める)
✔ 油分:やや多い(酸化すると苦味が出る)
▶ 出汁の特徴
・コクのある強い旨味と独特の香ばしさが特徴
・やや魚臭さがあるが、パンチの効いた出汁になる
▶ 使われる料理
・味噌汁、ラーメンスープ、煮物
5. トビウオ(飛魚)【あご出汁】
✔ 特徴:上品で甘みのある旨味
✔ 水分:少なめ(乾燥させるとさらに風味がアップ)
✔ 油分:少ない(澄んだ出汁が取れる)
▶ 出汁の特徴
・クセがなく、あっさりとした甘みのある味わい
・高級出汁として人気があり、鍋やうどんに最適
▶ 使われる料理
・うどん、そば、鍋、茶碗蒸し
6. マグロ(鮪)【まぐろ節】
✔ 特徴:カツオ節よりもあっさりしており、クセが少ない
✔ 水分:適度(乾燥工程で旨味が凝縮)
✔ 油分:ほぼゼロ(酸化しにくい)
▶ 出汁の特徴
・カツオ節よりもまろやかで優しい味
・風味が軽く、淡白な料理と相性が良い
▶ 使われる料理
・吸い物、味噌汁、茶碗蒸し
7. メジナ(眼仁奈)【焼き干し】
✔ 特徴:淡白でクセのない味わい
✔ 水分:多め(焼き干しにすることで凝縮)
✔ 油分:ほぼゼロ(長期保存が可能)
▶ 出汁の特徴
・スッキリした風味で、上品な仕上がり
・クセがなく、あっさりした和食に合う
▶ 使われる料理
・吸い物、煮物、茶碗蒸し
✅ 出汁に向いている魚の共通点
✔ 油分が少ない → 酸化しにくく、出汁が濁らない
✔ 水分が適度にある → 乾燥で旨味が凝縮しやすい
✔ イノシン酸などの旨味成分が豊富 → 深みのある味が出せる
特に、カツオ・イワシ・トビウオは、出汁の風味を決める主要な魚として人気があります!
✅ まとめ|美味しい出汁を作るなら、魚選びが重要!
✅ カツオ節・マグロ節 → 和食の基本で使いやすい
✅ サバ節・イワシ(煮干し)→ 濃厚な出汁でラーメンや煮物に最適
✅ ウルメイワシ・トビウオ → 上品で甘みのある出汁に向いている
✅ 油分が少なく、水分が適度な魚が出汁に最適!
料理に合わせて魚の種類を使い分けることで、より深みのある美味しい出汁を作ることができます。
ぜひ、目的に合った魚を選んで、最高の出汁を楽しんでください!


