マグロ(鮪)とカツオ(鰹)は、見た目や身の色がよく似ており、「違いがよくわからない」
という声も多い魚です。
しかし、実際には生態・体形・泳ぎ方・味わい・用途などに明確な違いがあります。
✅ マグロとカツオの共通点とは?
マグロとカツオは、どちらも「サバ科(Scombridae)」に属する回遊魚で、
非常によく似た特徴を持っています。
📌 似ているポイント
✔ 体形が流線形で、素早く泳ぐための形をしている
✔ 背中は黒っぽく、腹側は銀白色(保護色)
✔ 筋肉が発達し、赤身の多い身質(血合いが豊富で鉄分が多い)
✔ 群れで回遊し、エサを求めて広範囲を移動する
✅ マグロとカツオの違いを徹底比較!
| マグロ(鮪) | カツオ(鰹) | |
|---|---|---|
| 体長 | 最大3m以上(クロマグロ) | 約50~60cm(最大でも1m未満) |
| 体重 | 最大500kg以上 | 2~6kg程度 |
| 体形 | 太くてずっしりした円筒形 | スリムで細長い |
| 体色 | 背中が黒~青みがかった色 | 背中に縞模様があり、腹側が白い |
| 泳ぎ方 | ゆっくりとした持久力のある遊泳 | 速く敏捷に泳ぐ |
| 回遊距離 | 数千km以上の長距離回遊 | 比較的短い回遊(沿岸~沖合) |
| 身の色 | 濃い赤身(トロ部位あり) | 赤身が強く、水分が多め |
| 脂の量 | 種類によって脂の量が異なる(クロマグロは脂が多い) | 脂は少なく、さっぱりした味わい |
| 釣り方 | トローリング、一本釣り、延縄 | 一本釣り、巻き網漁 |
| 市場価格 | 高級魚(特にクロマグロ) | 比較的安価で手に入りやすい |
✅ ① 体形の違い:マグロは太く、カツオはスリム
マグロはずんぐりとした円筒形の体形をしており、重量感があります。
一方、カツオはスリムな流線形で、背中に特徴的な縞模様があるのが特徴です。
🔹 マグロは持久力のある泳ぎに適した体形
🔹 カツオは俊敏な動きが得意な体形
✅ ② 体色の違い:カツオは縞模様がある!
- マグロの背中は黒~青みがかっており、腹側は白。
- カツオは背中に特徴的な「横縞模様」があり、これが識別のポイントになる。
🎯 カツオの模様は成魚になると消えるため、幼魚と成魚で見た目が変わるのも特徴!
✅ ③ 回遊距離の違い:マグロは超長距離移動!
マグロは、数千kmにも及ぶ超長距離回遊を行うのに対し、カツオは比較的短い距離を移動します。
🔹 マグロの回遊
・大西洋や太平洋を横断するほどの大規模な回遊を行う
・水温変化に敏感で、エサを求めて移動する
🔹 カツオの回遊
・比較的沿岸部を回遊し、日本近海にも多く生息
・黒潮に乗って移動し、温暖な海域を好む
▶ この違いにより、マグロは世界的に流通し、カツオは国内漁業で獲れやすい!
✅ ④ 身の違い:脂の量と食感
マグロとカツオの最大の違いは「身の質」。
🔸 マグロの身(脂がのる)
・種類によって脂の量が異なる(クロマグロは脂が豊富、キハダマグロは赤身が多い)
・「トロ」と呼ばれる部位があり、濃厚でクリーミーな味わい
・水分が少なく、しっとりとした食感
🔹 カツオの身(あっさりして水分が多い)
・赤身が強く、水分が多いため、さっぱりした味わい
・マグロよりも筋肉質で、食感がしっかりしている
・脂が少ないため、刺身よりも「たたき」に向いている
▶ カツオはあっさり、マグロは濃厚な味わいが特徴!
✅ ⑤ 釣り方の違い:狙い方が異なる
| マグロ | カツオ | |
|---|---|---|
| 狙うエリア | 沖合・外洋 | 沿岸~沖合 |
| 釣法 | 一本釣り、延縄、トローリング | 一本釣り、巻き網 |
| シーズン | 春~秋(種類による) | 春~夏(黒潮に乗る) |
▶ カツオは比較的沿岸部で狙えるが、マグロは沖に出ないと釣れない!
✅ まとめ|マグロとカツオは似ているが違いが明確!
✅ 体形の違い → マグロは太く、カツオはスリムで模様あり
✅ 回遊距離の違い → マグロは長距離移動、カツオは比較的短距離
✅ 身の違い → マグロは脂が多く濃厚、カツオはあっさりして水分が多い
✅ 釣りの違い → マグロは沖合で狙い、カツオは沿岸でも狙える
🎣 マグロとカツオの違いを知れば、釣り・料理・市場価値の理解が深まる!
ぜひ、それぞれの特徴を活かして、最適な食べ方や釣り方を楽しんでみてください!


