① 性転換する魚(環境に応じて性が変わる)
| 魚種 | 性転換の種類 | 備考 |
|---|---|---|
| クマノミ | メス → オス | ハーレムを形成。最も大きな個体がメスに、次に大きい個体がオスになる。 |
| ブダイ | メス → オス | 成熟したメスが大型化してオスに変化。群れの支配構造が変わると性転換。 |
| キュウセン(ベラ類) | メス → オス | 小型のメスから成長するとオスになる。 |
| マハタ | オス → メス | 大きな個体がメスになる「雄性先熟型」。ハタ科の多くはこのタイプ。 |
| クエ | オス → メス | 大型化するとメスに変化する。 |
| キジハタ(アコウ) | オス → メス | 成長するとメスへと変化。ハタ科の特徴。 |
| スジアラ | オス → メス | 他のハタ科と同じく、成長するとメスになる。 |
| ホンソメワケベラ | メス → オス | クリーニングフィッシュとして知られ、オスがいなくなるとメスがオスに変化。 |
| ヒレナガカンパチ | メス → オス | ある程度成長するとオスになる。 |
| カンムリベラ | メス → オス | メスの時は地味な色だが、オスになると鮮やかになる。 |
② 性転換しない魚(生まれたときの性が固定)
| 魚種 | 備考 |
|---|---|
| マダイ | 生まれつき性が決まっている。 |
| ヒラメ | オスとメスが固定されており、成長しても変化しない。 |
| カサゴ(ガシラ) | オスとメスが固定されている。 |
| アオリイカ | そもそも魚ではないが、性転換せず、オスとメスが明確に分かれる。 |
| シーバス(スズキ) | 性転換する種もいるが、日本のスズキは基本的に性転換しない。 |
| カツオ | 生まれたときから性が決まっている。 |
| マグロ | オスとメスが固定され、寿命を迎えるまで変化しない。 |
| ブリ | 性転換しないが、成長に応じて呼び名(ツバス→ハマチ→ブリ)が変わる。 |
| シロギス | オスとメスが生まれつき決まっており、性転換はしない。 |
| クロダイ | 性転換しないが、雌雄比は環境によって変化することがある。 |
まとめ
性転換する魚は、ハーレムを作る種類(ベラ・ブダイ・クマノミ)や、大型の個体が繁殖に有利な種類(ハタ類・カンパチ)に多い。
性転換しない魚は、単独で生きる魚や回遊性の魚(マグロ・カツオ・ヒラメ・ブリなど)に多い。
こうして見ると、釣りで狙う大型魚のほとんどは性転換しないことが分かりますね。


