釣りの対象としてよく狙われる魚を中心に、性転換する魚と性転換しない魚をそれぞれ10種ずつリストアップしました。

① 性転換する魚(環境に応じて性が変わる)

魚種 性転換の種類 備考
クマノミ メス → オス ハーレムを形成。最も大きな個体がメスに、次に大きい個体がオスになる。
ブダイ メス → オス 成熟したメスが大型化してオスに変化。群れの支配構造が変わると性転換。
キュウセン(ベラ類) メス → オス 小型のメスから成長するとオスになる。
マハタ オス → メス 大きな個体がメスになる「雄性先熟型」。ハタ科の多くはこのタイプ。
クエ オス → メス 大型化するとメスに変化する。
キジハタ(アコウ) オス → メス 成長するとメスへと変化。ハタ科の特徴。
スジアラ オス → メス 他のハタ科と同じく、成長するとメスになる。
ホンソメワケベラ メス → オス クリーニングフィッシュとして知られ、オスがいなくなるとメスがオスに変化。
ヒレナガカンパチ メス → オス ある程度成長するとオスになる。
カンムリベラ メス → オス メスの時は地味な色だが、オスになると鮮やかになる。

② 性転換しない魚(生まれたときの性が固定)

魚種 備考
マダイ 生まれつき性が決まっている。
ヒラメ オスとメスが固定されており、成長しても変化しない。
カサゴ(ガシラ) オスとメスが固定されている。
アオリイカ そもそも魚ではないが、性転換せず、オスとメスが明確に分かれる。
シーバス(スズキ) 性転換する種もいるが、日本のスズキは基本的に性転換しない。
カツオ 生まれたときから性が決まっている。
マグロ オスとメスが固定され、寿命を迎えるまで変化しない。
ブリ 性転換しないが、成長に応じて呼び名(ツバス→ハマチ→ブリ)が変わる。
シロギス オスとメスが生まれつき決まっており、性転換はしない。
クロダイ 性転換しないが、雌雄比は環境によって変化することがある。

まとめ

性転換する魚は、ハーレムを作る種類(ベラ・ブダイ・クマノミ)や、大型の個体が繁殖に有利な種類(ハタ類・カンパチ)に多い。

性転換しない魚は、単独で生きる魚や回遊性の魚(マグロ・カツオ・ヒラメ・ブリなど)に多い。

こうして見ると、釣りで狙う大型魚のほとんどは性転換しないことが分かりますね。

 

性転換する釣り魚のリストアップ。釣太郎

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