この分類は、以下のような特徴をもとに決定されます。
1. 形態(外見・骨格・鱗の構造)
- 体の形、ヒレの配置、ウロコの種類など
- 骨格の構造(頭骨や鰓蓋の形、背骨の数など)
- 例えば、スズキ目(Perciformes)の魚は、多くが細長い体型を持ち、背ビレが2つに分かれることが多い
2. 内部構造(消化器官・神経系・内臓の配置)
- 胃の有無や腸の構造
- 泳ぐための浮袋の形状や機能
3. 遺伝情報(DNA・分子系統学)
- 近年の研究では、DNA解析によって、形態だけでは分からなかった系統関係が明らかになり、分類が変更されることも多い
- 例:かつては「コイ科」とされていたグループが、遺伝的解析により「ドジョウ科」と別にされるなど
4. 発生過程(卵から成長する過程)
- 卵の形や発生段階での変化(稚魚の特徴など)
- 幼魚期に見られる特有の形態(稚魚の時期に特有の斑紋があるなど)
5. 生態的特徴(生息環境・行動)
- 住んでいる環境(淡水・海水・汽水域)
- 群れで生活するか、単独行動か
- 産卵方法(卵を守る、放流する、口の中で育てるなど)
このような要素を総合的に考慮して、魚の分類が決められます。
伝統的には「形態」が重視されてきましたが、現在は「DNA解析」によって分類が見直
されることも増えています。


