グレ(メジナ)では、小さな鈎や細いハリスを使用することで、警戒心が強い魚に対して自然な
誘いができるため、食いつく確率が高くなることが知られています。
一方で、**黒鯛(チヌ)**も警戒心が強い魚として知られていますが、グレとは少し異なる特性
があります。
チヌの特性に基づく仕掛けの選び方
- 小さな鈎・細いハリスの効果
- チヌも細いハリス(1〜1.5号)や小さな鈎(チヌ針の1〜2号)を使用することで、特にプレッシャーの高い釣り場や水温が低く活性が下がっている時に効果的です。
- 餌を吸い込む力が弱くなる状況では、小さな鈎が口に入りやすいため、掛かる確率が高まります。
- ただし、太いハリスの必要性もある
- チヌ釣りでは、障害物(根やテトラポッドなど)が多い場所で釣ることが一般的です。そのため、太めのハリス(2〜3号)を使う方が安心できる場合もあります。
- 魚が掛かった後、根に潜られると細いハリスでは切られる可能性が高くなるため、状況によって使い分けが必要です。
- 警戒心が強い場合の対策
- ハリスの細さだけでなく、仕掛けの全体的な自然さが重要です。
- 浮きの感度を高め、撒き餌と餌を同調させることで、より自然な動きを再現するのが効果的です。
- チヌ針の形状の工夫
- チヌ針は、餌を自然に吸い込みやすい形状のものを選ぶことがポイントです。特に刺さりが良いものや、餌持ちが良いものを選ぶと釣果が向上します。
まとめ
チヌもグレ同様に、警戒心を軽減するために小さな鈎や細いハリスが有効な場合がありますが、
釣り場の状況やターゲットのサイズ、障害物の有無を考慮して使い分けることが重要です。
特にチヌ釣りでは、強引に引き上げる力も求められることが多いため、太いハリスや大きめの鈎が
必要になることもあります。
状況に応じて、細仕掛けと強仕掛けを試してみるのがおすすめです!


