口太グレ(メジナ)と尾長グレ(オナガグレ・クロメジナ)の引きの違いについて、フカセ釣り
入門者向けにわかりやすく解説します。
どちらもグレ釣りのターゲットとして人気がありますが、引きの特徴や釣りの難易度に違いがあります。
1. 引きの特徴の違い
| 項目 | 口太グレ(メジナ) | 尾長グレ(オナガグレ・クロメジナ) |
|---|---|---|
| 引きの強さ | 比較的マイルドで、力強さはあるものの突進力は控えめ。 横方向に動きながら引くことが多い。 |
非常に強烈な突進力があり、特に初速が速い。 掛けた瞬間に一気に走り、仕掛けやラインに負担がかかる。 |
| 粘り | 持久力があり、長時間のやり取りで釣り人を疲れさせることがある。 | 突進力重視で、一瞬のパワーが非常に強い。ただし、持久力は口太グレほどではない。 |
| 逃げ方の傾向 | 根(岩場)や障害物に潜ろうとする動きが多い。 そのため、竿でコントロールしやすい場面が多い。 |
障害物だけでなく沖へと一気に走る傾向が強い。 瞬間的な強い引きで竿を持っていかれそうになるため、体勢を崩さない対応が求められる。 |
| 釣りのスリル | 引きは楽しめるが、初心者にも対応しやすい。 上手にやり取りすれば確実に釣り上げられるチャンスが多い。 |
突進力が強烈で、一瞬の油断が命取りになる。 特に大物はベテラン釣り師でも苦戦するスリル満点のターゲット。 |
2. タックルの違い
尾長グレは口太グレに比べて引きが強烈で、一瞬の突進で仕掛けが切れる可能性が高いため、釣り道具の選び方にも違いがあります。
| 項目 | 口太グレ(メジナ) | 尾長グレ(オナガグレ・クロメジナ) |
|---|---|---|
| 竿 | 磯竿1~1.5号が一般的。 柔軟性がある竿で粘り強いやり取りを行える。 |
磯竿1.5~2号が推奨。 突進力に耐えられるパワーと剛性が必要。 |
| ライン(道糸) | ナイロン2~3号またはフロロカーボンを使用。 | PEラインまたはフロロカーボン3~4号以上が望ましい。尾長の強烈な引きに対応するため。 |
| ハリス | フロロカーボン1.5~2号が一般的。 | フロロカーボン2~3号以上を推奨。大物対策として余裕を持った太さが必要。 |
| ウキ | 中通しウキまたは軽めのウキ(B~G2)を使い、撒き餌との同調を重視。 | 潮の流れや風を受けやすい磯場での釣りが多いため、やや重めのウキ(G2~1号)が必要な場合が多い。 |
3. 入門者へのアドバイス
口太グレ(メジナ)釣りのポイント
- 初心者には、口太グレがおすすめです。引きは力強いですがコントロールしやすく、やり取りに余裕を持ちやすいです。
- 岩場や磯際での根掛かりを避けつつ、ゆっくりと魚を浮かせることがコツです。
- 撒き餌と仕掛けを同調させることで食い込みが良くなり、釣果が安定します。
尾長グレ(オナガグレ)釣りのポイント
- 尾長グレは非常にスリリングな釣りが楽しめますが、道具の強度と瞬時の対応力が求められます。
- 掛けた瞬間の強烈な突進を受け止められるよう、リールのドラグ設定を適切にしておくことが重要です。
- 無理に引き上げようとするとラインブレイクや根掛かりのリスクが高いため、突進が収まるまで耐える冷静さが必要です。
4. フカセ釣りの魅力
- 口太グレは手軽に楽しめる釣りの入門ターゲットとして、釣りの基本を学ぶのに最適です。
- 尾長グレは、大物釣りのスリルを味わえる上級者向けターゲットとして、釣りの腕を試す楽しさがあります。
どちらもグレ釣りの醍醐味を堪能できる対象魚なので、自分のスキルに合わせて挑戦してみてください!
釣り場や季節による変化も楽しみの一つです。

