アオリイカ釣りの時間帯ごとの特徴
アオリイカ釣りでは、時間帯によって釣れるイカのサイズや特徴、釣り方の難易度が変わります。以下に、時間帯ごとの印象と経験則を基にした解説を記載します。
【朝マズメ(6時–8時)】
- 釣れるイカのサイズ: 大型も小型も満遍なく釣れる
- イカのやる気: 非常に高い
- 特徴:
- 捕食のために深場から浅瀬に移動してきた【移動性】のイカが多い。
- 当たりの回数が多く、多少の違和感があっても餌を離しにくい。
- 釣れるサイズは運次第で大小さまざま。
- バラシの確率が低く、初心者にもチャンスがある。
【日中(9時–17時)】
- 釣れるイカのサイズ: 小型が中心(300g–400g)
- イカのやる気: 低め
- 特徴:
- 浅瀬で遊泳している【居つき】のイカが多い。
- 捕食目的ではなく、アジに興味を示すものの、頭をかじってすぐに離す【アジ殺し】の行動を取ることが多い。
- 釣果を上げるには熟練した技術が必要。
- アタリはあるが、釣り上げるのは難易度が高い。
【夕マズメ(18時–20時)】
- 釣れるイカのサイズ: 大型も小型も満遍なく釣れる
- イカのやる気: 高い
- 特徴:
- 捕食のために深場から浅瀬に移動してきた【移動性】のイカが多い。
- 朝マズメと似ており、餌への食いつきが良い。
- 【アジ殺し】が少なく、釣果を上げやすいタイミング。
- 釣れるサイズは大小さまざま。
【夜中(21時–5時)】
- 釣れるイカのサイズ: 主に大型(1000g以上が多い)
- イカのやる気: やる気があるイカとの遭遇次第
- 特徴:
- 浅瀬ではなく深場を中心に回遊する【回遊性】の大型イカが狙い目。
- 釣果を上げるには根気が必要だが、大型イカを狙うなら最適な時間帯。
- 夜中に釣れるイカの多くが情報としても大物。
時間帯ごとの特徴比較表
時間帯 | 釣れるイカのサイズ | イカのやる気 | イカの特徴 |
---|---|---|---|
朝マズメ(6時–8時) | 大型・小型(満遍なく) | 非常に高い | 深場から浅瀬に移動する【移動性】が中心。アタリ多い。 |
日中(9時–17時) | 小型(300g–400g) | 低め | 浅瀬で遊泳する【居つき】。釣果を上げるのは難しい。 |
夕マズメ(18時–20時) | 大型・小型(満遍なく) | 高い | 深場から浅瀬に移動する【移動性】。釣りやすい時間帯。 |
夜中(21時–5時) | 主に大型(1000g以上) | やる気次第 | 深場を回遊する【回遊性】の大型イカが狙い目。 |
初心者向けのアドバイスとして、「朝マズメ」と「夕マズメ」のタイミングで挑戦することをお勧めします。これらの時間帯はイカのやる気が高く、釣りやすい環境が整っています。また、夜中に大物を狙う場合は根気と経験が求められますが、その分達成感も大きいでしょう。