全遊動仕掛けのメリットはグレが警戒せず食い込みが良い。
デメリットは、風が吹くと仕掛けが操作しずらいこと。
グレ釣りにおける全遊動仕掛けは、ウキ止めを使用せず、仕掛け全体を自然に潮や重さに任せて流す釣り方です。この方法には独特のメリットとデメリットがあります。
全遊動仕掛けの特徴
- ウキ止めを使わない:
- 通常のウキ仕掛けで設定するタナ(棚)を設けず、ウキが自由に上下に動く仕掛け。
- 仕掛け全体が自然に潮に乗るため、魚に違和感を与えにくい。
- 自然な誘い:
- 潮流や波の影響を受けて、エサが自然に漂うため、グレが警戒せずエサを食べやすくなる。
- 撒き餌との同調がしやすく、魚を効果的に誘うことができる。
全遊動仕掛けのメリット
- 魚の警戒心を低下させる:
- ウキ止めがないことで、仕掛けの不自然さが軽減され、特に警戒心の強いグレでもエサを食い込みやすい。
- 冬場の寒グレや、プレッシャーの高い釣り場で有効。
- 自然なタナの探りが可能:
- 潮の流れやグレの位置に合わせて仕掛けが自然に沈むため、魚がいるタナを広範囲に探ることができる。
- 深場のグレにも対応:
- ウキが固定されていないため、深場のグレにもアプローチしやすい。
- タナ設定が不要で、エサが魚のいる場所まで自然に落ちていく。
全遊動仕掛けのデメリット
- 風や波の影響を受けやすい:
- 強風や荒れた海では仕掛けが流されやすく、操作性が低下する。
- ウキが波に翻弄されると、アタリが分かりにくくなる。
- 仕掛けの制御が難しい:
- 潮流が速い場所や複雑な流れでは、エサが狙ったタナに届かないことがある。
- 初心者には操作が難しく、アタリを捉えるタイミングが掴みにくい場合もある。
- 狙ったタナでの釣りが難しい:
- タナを固定しないため、特定の深さで反応がある場合にピンポイントで狙うのが難しくなる。
全遊動仕掛けを成功させるコツ
- 軽めの仕掛けを使用:
- 仕掛け全体を軽量化することで、エサの自然な漂いを保つ。ガン玉やオモリのサイズを極小にするのがポイント。
- 潮の流れを読む:
- 潮流が穏やかで、風が少ない日を選ぶと操作しやすい。
- 撒き餌と仕掛けを同調させ、自然な漂いを意識する。
- 風対策をする:
- 強風の場合は、ウキの浮力を少し強めにして風の影響を抑える。
- ロッドを低く構えてラインを水面に馴染ませると、仕掛けが安定する。
- 感度の高いウキを選ぶ:
- アタリが分かりにくくなるため、感度の良いウキ(細身や高感度タイプ)を使うと微細なアタリも捉えやすくなる。
まとめ
全遊動仕掛けは、警戒心の強いグレを狙う上で非常に効果的な釣り方ですが、天候や潮の状況によって操作が難しくなる場合があります。釣り場の環境をよく観察し、適切な調整を行うことで、その効果を最大限に引き出せます。


