大型アオリイカ、春には日中でも海面に浮いていることがある理由は?

明るさを嫌うアオリイカ。

陽が昇ると海底に移動する習性がありますが、不思議と春だけは例外時もあります。

これは

  1. 産卵行動: 春はアオリイカの産卵期にあたります。この時期、アオリイカは浅い海域に集まり、産卵のために海面近くに浮上することがあります。産卵は水温や環境条件に敏感で、適切な条件下での行動が観察されることが多いです。
  2. 水温の変化: 春は水温が温かくなり始める時期であり、この水温変化によりプランクトンなどの餌が豊富になる層が海面近くに形成されることがあります。アオリイカは餌を求めてこれらの層に浮上することが考えられます。
  3. 日照条件: 春には日の長さが増え、日照条件が変わります。これにより、アオリイカの活動パターンにも変化が生じる可能性があります。光に敏感な種であるため、日照の増加が行動に影響を与えることがあります。
  4. 捕食圧の回避: 海面近くに浮上することで、深海に潜む捕食者から身を守る戦略としての側面も考えられます。特に昼間は視界が良く捕食者に見つかりやすいため、意外と思われるかもしれませんが、一部の捕食者は深い場所を好むため、浅い場所へ移動することで安全を確保している可能性があります。                                                                                             アオリイカ3.5㌔は胴長は47㎝。春は大型アオリイカが期待できる和歌山南紀地方。釣太郎
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