真水と海水は、凍った時の状態や、魚を冷やす際の効果に違いがあります。
1. 凍結温度
- 真水:0℃で凍ります。
- 海水:約-2℃で凍ります。海水に含まれる塩分が、真水の凍結温度を下げるためです。
2. 凍結時の体積変化
- 真水:凍ると体積が約9%膨張します。これが、水道の管が凍ると破裂する原因の一つです。
- 海水:塩分が析出するため、体積変化は真水より小さいです。
3. 魚への影響
- 真水:凍ると体積が膨張するため、魚の細胞を破壊しやすくなります。
- 海水:真水よりゆっくりと凍り、体積変化も小さいため、魚の細胞へのダメージが少ないです。