水槽で飼育しているチヌの写真ですが、こんなに色合いが違います。
魚には濃淡、分かれるものがありますが、クロダイがその代表。
一般的に黒は水質が汚れているところに生息し、きれいな銀色は潮通しがいい場所や沖磯に多いと言われています。
黒鯛に限っては40㎝後半になるとほぼ黒澄み(これを汚いと表現するかどうか、見解が分かれますが)、迫力が増してきます。
田辺天神崎で釣れるものは、ほとんど綺麗な色をしたものばかり。
匂いもあまりありません。
生息している水質とエサで、魚は体色と匂いが大きく左右されるようです。
グレ(メジナ)のように濃色は居着き(地物)、淡色は外から入って来たもの、という魚(説)も。