夜行性の魚が昼にも釣れる理由は?

夜行性の魚が昼にも釣れる理由は、
「昼はまったく動かない魚」ではないからです。

夜行性というのは、
基本的に夜のほうが活発になりやすい、
という意味です。

つまり、
昼はゼロ、
夜は100、
という単純な話ではありません。

昼でも釣れる主な理由は、
まず空腹です。

魚は生きている以上、
昼でも腹が減ればエサを追います。

特に、
前の晩に十分食べられていない個体や、
成長途中でよく食べる個体は、
昼でも普通に口を使います。

次に、
潮の動きです。

魚は昼夜よりも、
潮が動くタイミングでスイッチが入ることがよくあります。

潮が効けば、
夜行性の魚でも居場所を変えたり、
捕食モードに入ったりします。

釣り人が
「昼なのに急にアタリ出した」
と感じるのは、
この潮の影響が大きいです。

さらに、
曇り、
濁り、
波気、
深場、
日陰、
堤防際、
テトラ周りのような条件では、
昼でも水中が暗くなります。

すると魚にとっては、
かなり動きやすい環境になります。

夜行性の魚は、
強い光を嫌う傾向があるため、
真っ昼間の快晴ど真ん中よりも、
こうした“昼でも薄暗い状況”で特に釣れやすいです。

また、
昼は警戒心が強い一方で、
目の前に食べやすいエサが来ると、
反射的に食うことがあります。

これは
「積極的に探している」
というより、
「目の前に来たから食った」
に近い反応です。

生きエサや匂いの強いエサが昼でも効くのは、
このためです。

要するに、
夜行性の魚が昼に釣れるのは、
昼でも完全休業ではなく、
潮、
空腹、
暗さ、
エサの通し方がそろえば普通に口を使うからです。

なので釣り人目線では、
「夜行性だから昼は無理」
ではなく、
「昼は条件を合わせれば食わせられる」
と考えた方が現実的です。

特に昼は、
日陰、
底付近、
障害物周り、
濁りのある場所を丁寧に攻めると、
夜行性の魚でも十分チャンスがあります。

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